確か平成6年6月。

大学時代の仲間と共に、小笠原諸島父島に行ってきました。

小笠原丸で片道25時間。一度乗ったら1週間本土の土は踏めません。

1週間1往復の定期便です。

(だから、小笠原旅行になれている人は、滞在期間を1航路2航路って言うんですよ。)


そこで、イルカウオッチングをしてきました。

見たことのないぐらい透き通るようなコバルトブルーの海

父島の港に船が入るとき、出るときはイルカが10頭ぐらい、船の横を併走(併泳?)してくれます。

とっても気持ちよさそうに。


なんでこんな話を突然し始めたかというと、

昨日友人と話をしていた中で、

「名古屋港水族館にも砂ろ過器とか入ってるんだよ。」

って話をしたら、


「イルカとかは水槽の中でうんちとかおしっことかするんでしょ?

水を入れ替えたりしないでそのままだったら体に悪いよね。

そういうのってどうしてるか知らないから興味ある」


っていわれました。

ブログ始めて初めての質問です。

やったぜ!(笑)


確かに、海の中と、水族館のプールでは環境が違う。


たとえば、

おしっこ中に含まれるアンモニアが酸化されて硝酸対窒素になる。

水道水の水質基準では、硝酸性窒素はチアノーゼを起こしたり、発ガン物質となるニトロソアミンを生成すると言うことで、<10mg/L に抑えるように基準値で決められてます。

(1945年 アメリカで、4kgの乳幼児が54~462mg/Lの水を数ヶ月飲み中毒を発症した事例があります。日本では、中毒の発生事例はありません)


イルカも人間と同じほ乳類。体にいいわけありません。

生き物という観点では魚も同じ。

と言うわけで、明日からは水族館の水処理ちょっと説明してみようかと思います。


ごめんなさい。きょうは前置きだけです。(笑)


有限会社スズテック