今日の朝刊、東京版だけのようなのですがサンヤツにちょっとした大事件が起こりました。
なんと、サンヤツにカラー図版が載っているのです。

どうやら「絵本特集」ということで、図版と色彩は切り離せないと判断したようなのですが、これは今までのサンヤツ広告のレギュレーションから言ったら、相当な大事件です。
とりあえず、掲載された広告がどういうものだったのかを見てみましょう。
新聞八ツ目ウナギ-図版08新聞八ツ目ウナギ-図版07新聞八ツ目ウナギ-図版06新聞八ツ目ウナギ-図版05新聞八ツ目ウナギ-図版04新聞八ツ目ウナギ-図版03新聞八ツ目ウナギ-図版02新聞八ツ目ウナギ-図版01

もともと、朝日新聞の1面自体が最初から4色印刷の仕様なので、この欄にカラーの原稿を載せることは技術的には問題はさほどありません。
多少の影響があるとすれば、色校の手間が発生する分、急な穴が空いた時の滑り込み入稿にタイトなスケジュールを強いることぐらいでしょうか。

でも、今までは「サンヤツっていうのはこういうものだ」と認識されることで保たれていたルールの枠組みとか、広告枠の差別化の面では影響が大きいんじゃないでしょうか。

今まではどれだけ大手の出版社であろうとも、どれだけ図版を載せた方が広告効果を望めようとも、「サンヤツ広告は朝日新聞の顔だ」ということで文字組版というルールの中で各社が鎬を削っていました。


まぁ、良くも悪くもずいぶん思い切ったことをしたな、というのが率直な感想です。
これからも必要に応じてサンヤツにカラー図版が載ることになるのか、ちょっと注目していきたいと思います。
新聞八ツ目ウナギ-預言者こんにちわ。
皆様にはずいぶんとご無沙汰しておりましたが、久々に香ばしいサンヤツに遭遇したのでご紹介します。


今日の4枠、紙面のほぼど真ん中にこれが載っておりました。
もともと自己啓発の世界ってカルトなんですが、この広告は「いかにも」って感じですね。

まず、深くものごとの意味を考えないで権威にひれ伏しちゃう人しかこれには飛びつかないかと思います。
この本は世界的に有名な本です。って、どういう分野で有名なのかも判らない上に、有名なのに聞いたこともないというところで普通の人は怪しいと思います。

欧米知識人家庭には必ず1冊はあると言われており
って、まず「欧米」にコンプレックスを持っていて、「知識人」というものを実際にはよく知らない人を
引っかけようとしてますね。
でも、あくまで「言われており」という逃げ口上は用意してあります。wwww

「自己啓発書100冊分の値打ちの世界的名著」
というところで、煽りは最高潮に…!wwwww

1冊読んで100冊分って、どういう「自社調べ」なんだか。wwww
(^_^;)
100冊って言うのも、世界で一番大きい数が100だと思っている幼稚園児みたいで面白いです。
どんだけ本を読むのが嫌いなんだよ。www


正直、サンヤツだけでもお腹いっぱいなのですが、たしかにこの電波はいろんな人の心に響くかもしれないですね。wwwwww
相変わらずふがいないブログの更新状況ですが、4月20日に妻の実家から帰ってきています。
朝日新聞もまた購読しはじめましたので、物理的にはブログの更新を再開できるようになりました。

ただ、育児でてんやわんやなので、今のところよっぽど気が向いたサンヤツにしかエントリーをつけられないと思います。

それでは、皆様またまたよろしくお願いいたします♪
この度はご挨拶まで。