相変わらずの月一介護帰省。今回梅仕事が目的の一つ。
父親の肺癌も、ここ最近月1センチずつ大きくなっている。そのせいで5月半ば半回神経麻痺で声が出なくなった(嗄声)。
そのため、そばに行かなければ何を言っているのかわからない。補聴器でも聞こえづらい母と声をなくした父の会話には、前にも増して通訳が必要となった。
帰省した一昨日の事、
介護の主を担う姉が出かけて留守を預かって私と父母と3人でいた際突然父が話を始めた。
父と母は共に電動ベットを使っており、咳と痰が絡む父は、上半身をいつもやや上げており、部屋でテレビを見れるために、母は父の背中後方にほぼ直角にベットを置いている。母は父がいつも見えるが父は起き上がって振り返らないと見えない。
そんな状態で声が出ない父が突然…
いつも後ろにいるばーちゃんに何かあって気づかなかったらどうしよう。ばーちゃんが先に逝ったら、と思うと涙が出てくる。
今までよーついてきてくれた。苦労もかけたのに、何も言わずにここまで一緒にいてくれて、ありがたい…
と、突然涙ながらに話すのだ。
母は耳が遠いので、私を見て、何て?と聞く。私が伝えなければばーちゃんには伝わらない。
泣いている父を見ながら伝えると、私も泣けてきた。少し冗談入れて明るく伝えようとしても、死を前にして不安だろう父の気持ちを思うとやはり…。
母は、2人一緒には逝けんからね〜。お互いよう頑張ってきたね、とやはり泣いている。それからしばらく2人の通訳を続けた。それは親の互いへの愛を見たようで、娘としては少し恥ずかしく、少し誇らしく、でも辛い時間だった。
死を前にしているからこそ、頭がはっきりしている今のうちにお互い愛を言葉で受け取れたから良かったね。
そのうち脳への転移があれば、こんな話はできなくなるもの…
私も旦那や周りにきちんと感謝や気持ちを伝えなきゃ…とつくづく思った。