研修二日目終了。

研修に行く前に従事先のベテランの方に、五日間も研修がある時の夜の過ごし方を聞いてみると、テレビ、酒を飲む、読書との事だったので、ここ数年まともに本を読んでいない事に気が付き、研修先の部屋でひとり静かに読書をしております。

好きな作家は椎名誠と樋口有介です。

今、読んでいるのは樋口氏の「夢の終わりとそのつづき」。
元刑事・柚木草平シリーズで、柚木が刑事を退職して間もない頃の話。
樋口氏のハードボイルドなエッセンスがたまらなく好きです。

高校時代~二十代前半は、椎名誠、樋口有介、片岡義男に心酔しておりまして、本気でモノカキになろうかと思っていた頃もありました。
所々、妙なカタカナ使いは椎名氏の影響ですw

この「夢の終わりとそのつづき」ですが、買ったのはかれこれ7年前ぐらい。
仕事中の暇つぶしで寄ったブックオフで購入。
会社の車の中に放置される事四年、おれの部屋に放置される事三年、ようやく日の目を見たとw
実は四分の一ぐらいは読んでたんですけどね。

二十歳ぐらいの頃、おれもちょっとハードボイルドっぽい小説を書いてみたいなと構想を練っていたところ、ストーリーの大筋が樋口氏の「風少女」と凄く似ていてビックリした記憶があります。
しかも、構想していたシーンのひとつが氏の「彼女はたぶん魔法を使う」でモロかぶりしていたりとか。

なので、どうせ素人のお遊びで書く小説なんだから思い切ってパクっちゃえって事でw、二十歳の頃に書き始めたんですが、途中二十年近く頓挫w

また最近、その続きを少しづつ書き足している最中です。
しかし、書き始めがおよそ二十年前。
時代背景が現在と違いすぎるので、今時の風習に修正しつつ、当時と現在ではおれの文体もかなり変化があったようで、その辺りも考慮しつつ目下執筆中?w


自分の頭の中ではすでに完結していますが、いざそれを文章に表すとなるとかなり苦労します。


今年中~来年初頭に完成できれば良いかな・・・・。