GWのど真ん中。5/1(水)から1泊のソロキャンプに行ってきました。よりによってこの日程だけ雨!しかも夜には少し風も強まる予報。いったいどうなるのか?雨の軍幕キャンプです。
gakeno.camp.ground
お邪魔したのはgakeno.camp.ground。大好きなキャンプ場のひとつです。いつもは野営サイトのひとつ・鳥の巣サイトに入ることが多いのですが、1日目が雨で未明まで降り続く予報なので、水捌けを考えて砂利サイトへ。
風向きも考えながら(風上に木々があれば風除けになるため)白砂利サイトと黒砂利サイトを行ったり来たり。今回は完ソロなので好きなサイトを自由に使えます。
黒砂利サイト(小)に決定!
白砂利サイトや黒砂利サイトの大きい方は風上となる北北東に車の出入り口があり風の通り道になりそう。北北東の方角に林があり木々が風を遮ってくれそうな黒砂利サイトの小さい方をこの日のキャンプ地としました。
ちなみにgakeno.camp.groundはGW中はなんと無料!利用料が高くなるキャンプ場がほとんどなのに驚きのキャンペーンです。今回はGW真ん中の暦の上では平日。他にキャンパーさんもおらず7000坪の森を独り占めです。
雨の軍幕キャンプ
ポーランド軍幕にタープはルーマニア軍幕の組み合わせ。3~4mmの降雨量の予報がありますが、雨漏りはどうでしょうか?軍幕自体は撥水処理などはしていません。今回は敢えて雨の中使用し検証してみたいと思います。
それにしてもこの雰囲気。筆者はこの雰囲気が好きでたまりません。
降り出す雨
チェックインは7:30前。「前後にキャンパーさんもいないのでインアウトもお好きな時間で」とのお言葉に甘えて降り出す前に設営しちゃう作戦。
全てのセッティングが終了したくらいから霧雨が降り出しました。その後は雨足も強まるばかり。タープのしたで雨音を聞きながらのんびり過ごします。
普段あまりお酒は飲まないのでこの日もアルコール度数低めのレモンビール。頂いたものですが美味しかったです。特にやることもないので焚き火も早い時間から楽しみます。
雨漏りと対策
撥水処理をしていないポーランド軍幕は幕に雨が染みこんできます。しかし、雨漏りしてくることは一切ありませんでした。タープにしているルーマニア軍幕に関してはシワが寄っている所に雨水が溜まりそこから雨漏りしてきます。タープ下で過ごしている為に気になります。今更、撥水処理することも出来ない上に、どうしてもシワが解消できないのでポリエステルのタープを被せて対策しました。これでもう水滴ひとつも落ちてきません。
雨音を楽しむ
食事に牛ホルモンや豚カルビを頂いて、その後はランタンの灯りに癒されながら雨音を楽しみます。雨の森にひとりぼっち。なんと贅沢な時間でしょう。これだからキャンプをやめられないんですね。キャンプの楽しみ方はそれぞれだと思いますが、筆者はひとりゆっくりとした時間の流れを感じるのが大好きです。この時間がいつまでも続けばいいのにと感じます。
翌朝、そして撤収
あらかじめの予報でも撤収時は好天。予報通り、未明に雨はあがったようで良い天気です。びしょ濡れだった軍幕もあっという間に乾いていきます。テントが乾くのがお昼くらいまで掛かるかなと予想していましたが9:30過ぎにはしっかり乾いていました。
今回はタープからの雨漏りはあったもののテントでは皆無。浸水もなく朝までゆっくり眠ることもできました。軍幕は新品ではありません。数十年経って私達の手元に届いています。その為状態も様々。今回、手持ちの軍幕を雨の中で使用してみましたが「割と状態の良いもの」であることが確認されました。これからも軍幕キャンプを楽しんでいきたいと思います。