こんにちは
台東区浅草、浅草寺と花やしきの間の静寂な路地に開業しております、Suuuto.浅草2丁目整骨院の細川です。
日々の生活の中で、何気なく行っている「歩く」という行為。僕にとってそれは、単なる移動手段ではなく、心身を整え、より良い自分へと繋がる行為なんです。
①1日を気分よくスタートできる
第一の理由は、一日の始まりを心地よいものにすることです。朝日を浴びながらの歩行は、俗に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促し、心を穏やかに、そして前向きな気持ちへと導いてくれます。
仕事においても、この前向きな気持ちを持って臨むことで、一日を通じて安定したパフォーマンスに繋がることを実感しています。
②集中力を高めること
近年、話題のマインドフルネスですが、実は歩行も優れたマインドフルネスの実践方法の一つです。歩くことに意識を集中(特に足裏に感覚を置く)ことで「今、この瞬間」に意識が深く集中します。もちろん、歩いている最中には様々な雑念が浮かんできます。「またこの思考…」と苦笑することもありますが、そんな時は「はいはい、雑念」と受け流し、再び足裏の感覚に意識を戻します。
歩き続けていくと集中力が高まっていくのを感じられます。また、毎日、様々な事が起こる中で、出来るだけ【安定した自分】でいたいですよね。歩行はそのための有効な手段の一つだと考えています。 患者様から「ただ歩くだけでは飽きませんか?」「特に用事もないのに歩くのは気が進まない」といったご意見をいただくこともあります。そのお気持ちは理解できますが、「ただひたすら歩く」という一見単調な行為に意識を向ける時間は、タイパが悪いように感じられるかもしれませんが、忙しい現代を生きる私たちにとって、非常に大切な時間なのかもしれません。
一日中、パソコン作業の後で自宅でスマホ。何かをしながら他の事を考える。デジタル社会に生きる私たちの脳は想像以上に疲弊し、脳が疲労します。脳の疲労は集中力の低下に直結します。だからこそ、意識的に歩く時間を持つことは、脳のリフレッシュになり、集中力を高める効果が期待できます。
③骨盤の動きを滑らかにすること
歩行は、腰痛予防にも重要な役割を果たします。詳細を述べると長くなりますが、特に骨盤を構成している仙腸関節の柔軟性は、腰の健康を維持する上でとても重要です。この関節の動きが制限されると、腰痛を引き起こす可能性があります。長年現場に立っていて感じるのは、この仙腸関節の調整によって、かなりの割合で腰痛が改善されていくこと。歩行は、この仙腸関節に適度な刺激を与え、滑らかな動きを促す効果が期待できます。」
このように、歩行は多岐にわたる恩恵をもたらしてくれます。そして、長年のウォーキングを通じて僕が強く感じるのは、感受性が豊かになるということです。たとえ毎日同じように見える景色の中にも、その日の体調や心の状態によって、全く異なる気づきがあります。草木の揺れ、鳥のさえずり、人々の表情など。そうした微細な変化に気づくことは、患者様の状態をより深く理解することに繋がり、また、日常をより豊かなものにしてくれると信じています。この記事を通して、一人でも多くの方が歩行の持つ可能性に気づき、ご自身のペースで日々の生活に取り入れていただけたら、とても嬉しく思います。