#8 マウイとお酒とスー②

700時間台頃のスー





おはようございます!!

10000時間目指してドラムをやっています!

SuuTube Drum 10000hoursLIFEのスーです!!


第8回の今回も前回に引き続き、福津市マウイへ~愛と感謝を込めて~と題しまして
700時間台頃の私をマウイと共に振り返ってみました。

前回のブログで、マウイの魅力について語らせていただきましたので、
今回はそのマウイの管理人さんであり、
私の同級生でもありますMr.マウイの魅力を綴らせてください(笑


前回も少しお伝えしましたMr.マウイの魅力ですが、

キャプテン翼くんは「ボールは友達」だと、私に教えてくれました。

Mr.マウイは「太陽、空、風、海、波、山、川、木々、虫達…自然はすべて友達」だと、
私に教えてくれます。


今回はそんなMr.マウイと私の2007年夏の思い出の1ページをご紹介させてください(笑

ある日の夜23時、私に電話で「今から山にカブトムシ採りにいこうやー!!」と、「じゃ、今から車で迎えにいくけん!!」と軽いフットワークとノリが持ち味のMr.マウイ。

5月のある日のこと、またMr.マウイから電話がかかってきて、
まるで今からカブトムシ採りにいこうやー!!とでも誘うような軽いテンションで、
「この夏、一緒に海の家しようやー!!」と、「ありがとー、じゃ準備するけんよろしくー!!」と、
まぁ、軽いこと、軽いこと。


そんなこんなで、6月にペンションマウイの隣の浜辺の新地を借りたMr.マウイと一緒にゼロからの海の家作りがスタートしました。
この行動力がMr.マウイの魅力です。


Mr.マウイとの海の家作りは本当に楽しかった。
なにせゼロから、あるのは何も無い新地とMr.マウイの夢だけ。

「安いものは安く買って、貰えるものは貰って、拾えるものはひろってくる!!」
「なんとかなるって」
この心意気がMr.マウイの魅力です。


Mr.マウイと拾ってきた冷蔵庫は本当に私を強くしてくれた。
海の家作りを始めて少し経った頃、
Mr.マウイから凄いハイテンションで電話がかかってきた。

「冷蔵庫みつけた!!冷蔵庫みつけた!!冷蔵庫みつけた!!」

さらに、テンションをあげて、

「しかも業務用!!業務用!!業務用!!」

「運ぶけん手伝って!!ありがとー!!」


って、嬉しそうなMr.マウイのテンションに言われるがまま、
みつけた冷蔵庫とやらがある目的地へ私はMr.マウイと車で向かった。


途中、

Mr.「ちょっとホームセンター寄るけん」

私「うん」「なんか買っていくと?」

Mr.「うん」「ちょっとね」「ゴム手袋とか洗剤とかスポンジをね」

私「う、うん」
なんだろう?という気持ちよりもワクワクする気持ちの方が大きかった。
その時の私には、まだ何も恐いものはなかった。


ホームセンターに到着し、言われた通りにゴム手袋を片手にレジの列に並んでる私にMr.マウイが言う。

Mr.「ちがう、ちがう、コッチよ!!コレと同じの買って!!」

と、Mr.マウイが持っていたゴム手袋は、ひじを余裕で覆うような、肩まで届くんじゃね!??ってくらいの、私それまでに見たこともないような超ロングなゴム手袋!!!

私「ハハハハハハはっ?なにそれ??」

思わず大爆笑してしまうほどの、ゴム手袋だったが、
ふと、それじゃないとダメな理由はなんなんだろう??という思考が働いた時、
これから何が始まるんだろう??という、一抹の不安が生まれた。


目的のみつけた冷蔵庫がある場所に着いた。

そこは、とある海沿いの岸壁にある漫画タッチの喫茶店を思わせるような古良い感じのお店が、
夜逃げでもして、そのまま何年経ったんだろう…?という廃墟だった。


Mr.「ココ、ここ。」「ここにあるっちゃん、冷蔵庫」

私「ここ??」

今にも床がぬけそうな店内の中へ入っていくと、開きっ放しのレジ、割れ放題の窓ガラス、あちらこちらに散乱している食器の残骸、見事な蜘蛛の巣が張り巡らされたボロボロのランプ。


その部屋の真ん中にみつけました冷蔵庫。


日も暮れはじめ辺りは暗闇に包まれていく中、我々は恐る恐る冷蔵庫を開いた。

私は、生まれてこの方一度も嗅いだことのない激臭に一瞬のうちに襲われた!!
その激臭は私の嗅覚を軽く破壊し、視覚をも襲ってきた!!
鼻で呼吸することも許されず、シパシパする目を冷蔵庫の中に向けると、
そこには、何年も放置されたままの食材がドス紫色の液体と化した地獄池と、
その地獄池を根城としている大量のウジ虫たち。(お食事中の方、ごめんなさい!!ゴメンナサイ!!御免なさい!!)


まさに地獄絵図。

そんな地獄の中でもMr.マウイは颯爽とバケツを手にとり、「キャッキャ!キャッキャ!!」と中身の液体を取り出し、「うぃやっひゃ!!うぃやっひゃ!!」とウジ虫を取り除く。

そんな彼の手に目をやると、

素手じゃないかーーーい!!!ゴム手わーーーい!!??

あれ??怯んでいる自分がおかしいのかな?と自分に疑問をもった私も、
覚悟と買ってきた超ロングゴム手袋を決めて、

Mr.マウイと一緒にせっせかせっせと冷蔵庫の中身をキレイに取り出し、
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシとひたすらピカピカになるまで洗剤とスポンジで磨き上げ、、

…2時間以上は経ったでしょうか…無心で冷蔵庫と格闘し続けて辺りはすっかり真っ暗闇。


ピカピカに磨き上げた冷蔵庫を車に積んで、
我々は魔王をやつけた勇者のような誇らしい気持ちで我らのマウイに帰った。


翌日、運んできた冷蔵庫を我々の浜辺の海の家に設置して、いよいよコンセントを繋いでスイッチON!!……………

………

…私「あれ??動いてなくない?」「これ?ついてなくない??」

Mr.「こわれとーね、これ」「ひゃっひゃっひゃひゃ!!よし!戻してこよう!!」

私「おうよー!!」


なにこれ?

っ汚っい冷蔵庫をただ必死にキレイにして持ってきて、翌日それをまたもとの場所に返しに行く。

なにこれ??


すべての行動に意味などない。
ただ自分の楽しい喜びを目的に行動する。
その行動の先に成長した自分がいる。


そんなMr.マウイの生き様に私はゾッコンなのです。


そんなMr.マウイが管理人さんである福岡県福津市にあるマウイはみなさんの遊び場です。
そこはたくさんの「楽しい」といっぱいの「思い出」と宝物の「出会い」が生まれる素敵な場所です。
みなさんも、よかったら是非!遊びに行ってみてください!!(笑

福津市マウイへ~愛と感謝を込めて~


今回は長々と私とMr.マウイの思い出を失礼しました(笑

ありがとうございました。

ちなみに当時の海の家の冷蔵庫は近くのBARのマスターが最初からキレイな冷蔵庫を貸してくれました(笑




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