遅ればせながら、GANTZ後編観てきました。


判然としない部分はあるけれど、

ストーリーとしてはまとまっていたのではないでしょうか。

コミックを読んでいない私でも、なんとかついてゆけたので。


映画を通して、「無」を強烈に感じました。

無作為に選出され、

無意味な殺生をくりかえす。


襲ってくる星人は、ヒトの形を保ってはいるが、

その無表情さ、無機質さが完全に、ヒトではなく、

そこが、ひたすら恐ろしい。

ヒトって、表情がないと、あんなにコワい生き物なんだ。

映画前篇に出てきた星人は見た目がオモチャみたいなのに、

激烈に人を襲う無機質な凶暴さが怖かったけど、

異質だからまだよかった。

ヒトの皮を被り、見た目が人間の星人は、格段に怖さが増した。


そして、殺傷を繰り返すことの虚無・・・。


昨今のハリウッドの不作続きを考えると、

日本の映画はがんばってますね。

原作マンガのネタが豊富なのも強みなのでしょう。

イケメンたちの競演も、大スクリーンに映える!


日本のマンガ文化万歳!

日本のイケメン万歳!


言わずと知れた、サッカー日本代表チームのキャプテン、長谷部誠くんの著書。

勧められるままに読んでみました。


書店で見かけて手に取ったことは数知れず。

お顔立ちが好みなこともあり、いつも、しばし立ち読みしては、

「フン、20代の小僧の言うことなんか聞けるか!」

と、思うことを繰り返していました(笑)


全部読んでみたところ、やっぱアオいな!とゆーところ半分。

若いのに、なんてデキたヤツ!とゆーところ、半分。


「1日30分、心を鎮める時間を作る」というのは、大いに共感。

こうすることで、心の状態をニュートラルに戻すようにする。

これって、なんてことないようでいて、実はスッッゴく大事。

一度心が疲弊しきってしまった私は強烈に実感します。


これ以外にも、随所に感心・共感する部分があり、驚かされた次第ですが、

あの若さでアラフォーとシンクロする心構え・・・苦労したのねぇショック!


私も彼と同様、読書で心に残ったフレーズは

書き留めるようにしていますが、彼の本で心に残ったのは、


「外見は自分だけのものではないし、

外見でアピールする必要もない。」


という文章でした。若いのに(泣)

取り繕う必要も、無理に着飾る必要もナイってことです。

自分が気持ちよくいられる服で、気持ちよく過ごせれば、

周りの人も気持ちがよいと、私も同感します。



サッカーにはあまり関心がなかった私ですが、

そんなわけで今日のペルー戦には大変興味がわいた次第です。


ドラマシリーズからのファンなので、

とっても楽しみにしていた。

もともと、原案・脚本の金城氏の小説が好きだったので、

どんなドラマなんだろう?と興味を持ったのがキッカケだった。


岡田クンと堤慎一以外は知らない顔ばかりの

絵的な見栄えはどことなく地味。

でも、そのことで、物語に集中することができ、

細かいディテールを見逃さないで見続けることができた。

すべてが映画の伏線と言ってもよかったので、

この演出はウマいと思う。


結末は、「まだつづく??」って感じだったけど、

それもそういう作りなんでしょうね。


岡田クンのキレのあるアクションがやっぱりスゴい。

従来のカンフー映画などのアクション物より、

なんかリアル・・・。

ヤラれる場面は実に痛そうだ叫び

そして敵役の役者の顔が実に怖かった。

岡田クンに殴りかかるときの顔・・・

あれが世に言う「鬼の形相」なんだと思う。


犯罪者を制圧するためのSPの暴力と、

命を奪う目的でふるわれる暴力とでは、

その質が異なるということが、映画を見てわかりました。


劇中、山本が、敵対するSPと戦った後に、

息をきらしながら「SP強いッスね・・・。」ていう

セリフを漏らしたが、緊張感の中のユーモラスさがおもしろかった。

金城氏の小説の息吹を感じた1場面。

アクションもさることながら、セリフのキレがいいのも

このドラマの特色と言っていいですよねビックリマーク


謎のスィーパー集団リバプールが、

常に軽妙な会話を交わしていることに、

時に何ともいえない怖さを感じます。

完璧に、残酷に、人を暗殺して、

ジョークを交わす・・・そのアンバランスさが、

笑って人を殺せるプロ集団を見事に表現してましたね。


それにしても、命をかけて仕事をするってどんな気持ちなんだろう。

少しだけわかったのは、

仕事って、自分が信頼する仲間から、信頼を得られる働きをして、

「任せてよかった」という評価をもらうことで、

満足できるってこと(ある程度はネ)。

すくなくとも自分はそうだった。


革命は失敗すればただの犯罪だが、

成功すれば歴史を変えた伝説になる。

私たちが知っている歴史は、勝者が語ってきた逸話の集まりに過ぎない。


有能でカリスマ性がある人が語る立派な理想も、

こに集う人のいろんな思惑が混じりあうことによって、

色合いがどんどん変わる。


たまたまですが、

今日テレビでジョニーデップの「フロムヘル」を見ました。

そこでも感じたのですが、なぜ上流階級の人々は、

「自分らが最上位であり、特別」と思いたいのでしょう?

自分と異なる思想を忌み嫌い、排除しようとするのは、

なぜなんでしょうね・・・。

思いたいなら、思いたいだけ、そう思っているだけではダメなのかな。



「悪人」のときも思いましたが、

人が人を蔑む行為・発言が、無用な争いを生むと思います。

立派な思想も、他を排他しようとしたところで、

すでに失敗なのではないでしょうかね。。。

無視する・欺く・蔑む・・・これが平気でできるひとは、

テロリストと同等ですね。


また、劇中、国民にむけて「考えろ!」というセリフがありましたが、

これは金城氏が別の小説でも訴えていたことです。

自分の頭で考える。

考えろ、考えろ、考えろ、と念じる。

何が正しいのか。何が悪いのか。何ができるのか。

大事なことですね。


私は娘にも「自分で考えられる人」になって欲しいと

常々思っています。



改めて「SP」テレビシリーズを振り返ってますが、

真木よう子の舌打ち・・・絶品合格