元気ですか

夢に向かって進んでいますか

夢って素敵なものです

 

だけど

見続けないと

追い続けないと

思い続けないと

やがて泡のように

消えてしまうような

儚いものです

 

だから

まなじりを決して

目を見開いて

夢の尻尾をしっかりと

掴んでいないと

あっという間に

両手からすり抜けていくほど

つかみ処のないものです

 

だから

絶えず前を見て

夢と語り合いながら

休むことなく絶えず

一歩一歩進まなければならないのです

 

振り向くな

振り向くな

後ろには夢が無い

と誰かが言っていました

 

そして今

元気ですか

と問います

夢と語り合って進んでいますか

と問います

夢って素敵なものです

 

夢を実現するためには

期間と時期があります

区切りがあり

節目があります

 

一つの区切りが中学なら

次のステップは高校です

その区切りを乗り越え

大きくステップした時

夢はさらに大きく広がります

 

今、十二月から三月は

大きな区切りと

次へ羽ばたく

大きなステップの時

 

夢を大きく広げるために

夢を確実に掴むために

さぁ今

一緒に前へ進もう

 

なかなか塾に来ないので

手紙を書きます

 

大好きな○〇へ

 

 来る21日、22日の2学期中間テストに向けての対策が始まっている。

土・日をも含めて毎日の追い込みだ。

さすがに1週間前ともなれば、真剣みも伝わってくるのだが、、。

思うに、残念で、もったいないことが多い。

学校での授業が真剣に、集中して受けられていない、ということだ。

よそ見、おしゃべり、いたずら、、。

従って、先生の話、説明を順序だって聞いていない。だから、分からない。

「まぁ、後で塾で聞けばいいさ」という思いなのだろうが、塾でもまた、よそ見、おしゃべり、、。

そして、またしても言い訳。

「家で復習すればいいさ、、。」といって、家でもやらずほったらかし。

 

①先生と目を合わせ、授業に集中し、流れを確認する。

②そして、教科書にちょっとしたメモを書き込む。

③テスト1週間前に、授業を思い起こしながら教科書のメモを確認する。

そうすれば、改まって「テスト対策」などいらないはずだが、、、、。

 そうではないか? 学友諸君!

 

「そんなことわかっている。わかっているけどできないヤッシー、、、、。」

と、あちこちからブツブツと愚痴が聞こえてくる。

  ともあれ、学友諸君。あと1週間全力でがんばろう!

 

 

 

 「メール、来てた?」と、慌てて君はやって来て、私に確かめる。

母親とケンカをして、家を飛び出してきたというのだ。

「部屋をかたずけなさい。」 「塾だからあとで、、。」 「、、。」

その後、塾を辞めるとか、辞めないだとか、、。

何度目だろうか。よくある母娘の内輪のケンカである。

私が、やろうと思っている時に、「勉強したね」とか、「掃除したね」とか言うからやる気が無くなるし、頭にきて言い合いになると、君は言うのだ。

そうなんだ、そうなんだ。どちらにも言い分はあるんだ。

だってもう10月だ。しかも、週明けには実力テストもある。受験生にとってはねじり鉢巻きで頑張らなければならない時期だもんな!お母さんの言うのもわかるよ。親のほうが結構焦るもんだよ。

だけど、君とて遊んでばかりいるわけではない。テスト前だし、結果があまり芳しくないので焦りながらも頑張っている。もっと頑張らねば、とも思っている。だから、そんな時、あんなこと言われたらカチーンと来るのだ。

 大好きな○○よ

君の言い分、お母さんの言い分、どちらもその通りだ。誰が良い、誰が悪いということではない。私にとって困るのは、君がキレてしまい、塾を休んだり、手ぶらで来て勉強がはかどらないことだ。

大好きな○○よ 我々は今志望高校合格という大きな目標に向かって突き進まねばならない時期にさしかかている。

簡単なことだ。ひと呼吸して一歩前に出るのだ。君がやろうとしていたことを、言われる前に実行するのだ!

来年の4月には、君は憧れの志望高校のキャンパスで夢に向かって歩き始めているのだ。

そのためにこそ、今を頑張れるのだ。にっこり笑って夢に向かって進もうぜ!

大好きな○○よ

 

 台風18号が、沖縄本島を直撃するということで、学校は臨時休校となった。

夕方に最接近だというので、塾も久しぶりの休みとなる。

ところで、台風がらみで思いだしたことがある。沖縄本島「直撃」であって、なぜ「上陸」ではないのか? と悩んだことがあった。

わかったことは、沖縄は「島」であって「陸(大陸)」ではないからだそうだ。

「上陸」と比べ「直撃」という語彙からは、ひどくいたぶられ、荒々しく踏みにじられる感じがする。まるで、沖縄への新たな基地やヘリパッドを押しつける大きな嵐に似た響きである。

 先日、「台風で、学校は休みになるのでうれしいだろう?」と子供たちに聞いたら、

「夏休みや、秋休みが削られるから、いやだ!」とのことだ。

ギュウギュウ詰めの年間授業計画のため、休みのカットになるのだ。「ゆとり」を確保するための施策が「ゆとり」の無い結果になっている。

 私の小さいころは、台風の接近が伝えられると家族総出で台風対策をしたものだ。

ろうそくやマッチ、トランジスタラジオなどを準備したり、父親の指揮に従い、雨戸の内、外に横棒を渡し、太い針金で固定したりしたものだ。

いよいよ、台風が最接近したら決まって停電したものだ。ゆらゆらと揺れるろうそくの炎の中、家族全員で定番の「ヒラヤ―チー」や「ソーミンチャンプルー」に舌鼓を打ったものだ。

今だって、台風のたびにそれらを食するのだが、それほどおいしいとは思われないし、それほど懐かしいとも思えない。

 停電の中、ろうそくの揺れる明かりで家族の顔を見ながら頬張る「ヒラヤーチー」や「ソーミンチャンプルー」こそ一番おいしいのである。

 

 大好きな○○よ
そうだ、今からでも遅くはないのだ
今思い立って君は、頑張ると決意したのだ
なんの遅いことがあるものか
あと半年もあるではないか
その、第一の決め手は、まさに君が決意したことだ
第二は、気持ちを切らさずに継続することだ
第三は、何をすべきか考えて集中することだ

1・2年生のころ、君は部活に情熱を注ぎ、日も夜もなく頑張って来た
そのせいだろうか、
確かに君は、数学のあの公式を忘れている
確かに君は、英語の3単現を忘れている
確かに君は、国語の文法を忘れている
確かに君は、理科の状態変化を忘れている
確かに君は、社会の勘合貿易を忘れている
それからすれば、確かに君は「非常事態」に直面している
それを考えれば、一度だけ「もっと頑張ればよかった」と
誰はばかることなく大声で泣けばいい
そして、涙をからりとぬぐったら前を向け
 大好きな○○よ 
君は、きっぱりと決意した
君は、継続することをきっぱり誓った
君は、集中することを身をもって示した
だから、今からでも遅くはないのだ

志望高校をしっかり見据えて前進しよう
まなじりを決して、未来へ向けて挑戦する君を
私たちもそばからエールを送る