2022年9月14日夕方、私が美容院に行くため、車を出そうとするとAさんの家の前に1台の車が止まっていた。
そしてちょうどその車はうちの駐車場の出入り口に止まっていたため、私は車を出すことができず、何度も何度もハンドル切り返しなんとか道路に出ることができた。
このデイサービスの車、運転席に運転手が乗っていて、こちらを見るのだが見るだけで、車を移動するなどしてくれない。後50cm前に出てくれたらと思うのだが、気持ちが通じなくて残念。
しかしそのため、Aさんの家の前に止まっていた車にデイサービスの名前が記載されているのを何度も何度も見ることになったのだった。
そしてそのデイサービスの名前に私は見覚えがあったが、どこで見たかあまり覚えていなかった。
美容院から帰ってきた私は、CさんにAさんの家の前に○○という名前のデイサービスの車が止まっていたことを知らせた。
するとCさんから「えっ!?」と驚きの返信があったので、私はこのデイサービスを知っているか聞いてみた。
そして私はCさんからの返信に絶句した。
なぜなら、ちょうど2年ほど前に私はAさんに「旦那さんのお義母さんを通わせようと思うんだけど、一度外観だけでも一緒に見に行って欲しい」と頼まれてこのデイサービスを見に2人で歩いて散歩に行っていたのだった。
お義母さんはお試しに行く当日に「やっぱり行きたくない。」と言ったので、結局このデイサービスに通うことはなかったが、2年前お義母さんを通わせようとしていたところにまさか自分が通うことになるなんて思ってもみなかっただろう。
運命とは時になんと残酷なんだろう。
しかし、物は考えようかもしれない。
Aさんがここならお義母さんを通わせても良いと当時思って決めた施設なのだから、自分が通うにしても、全く知らないところよりいいのではと思った。
いずれにしても、もうAさんはデイサービスに通わなくてはいけない程の病気になってしまったということに私は衝撃を受けたのだった。