はい。本日の小説です。
『封印された魔王〜封印から始まる恋の物語〜』
第2話 助けたい(1/3)
………………………………………………………………………………………暇だ。
きいぃ。
今少年が帰ってきた。
最近、少年の帰りが遅くなってきた。それに比例してかなり疲れている表情をしている少年。
ま、まさかさーびすざんぎょうとやらを少年はしているのか?
昔に一度聞いた事がある。強要的に無償で無理やり仕事を測られるというまるで悪魔の様な所業。
心配になった妾は少年に聞いてみる事にした。
少年よ。なんでこんな時間に帰ってくるのだ?
「…ぷ…ははは。何その急な母親みたいなのは」
少年は妾のことを笑い始めた。せっかく妾が心配して聞いてやったのに。
「もしかして、心配してくれてたの?」
べ、別に唯一の話相手が居なくなるのは少し寂しいと思っただけだ。もし、さーびすざんぎょうとやらをやっているんだったらやめるんだぞ。
「…え?!その言葉の意味知ってるの?」
ふん。妾はこれでもかなりの年を重ねているのだ。これくらい知っている。
全く少年は妾の事を無知だと思いすぎなのだよ。
少年が驚いたのはその言葉の意味を知っているからだと思っていたが、本当はこの世界にもその言葉があった事に驚いていたのに妾は気づかなかった。