捨てられた子供たち。
「捨てられた」と表現したのには、理由がある。
父は「僕が家を出たら母さんは変わるかも・・・」ということを言いながら、
実際は「現実逃避」する為に家を出たのだ。
母の借金も、子供も、全てを解決することなく置いて。
そのせいで、我が家はもっと荒れた。
母は、家から逃げた父と同じことをしようとする。
「お前たちの父親もそうだろう」と言いながら。
毎週末いなくなり、食事の用意もせずに何日も行方不明になる。
咎めればヒステリーを起こす。
まだ高校生の子供③を相手に、「何で他人の食事を作らないといけないんだ」と叫ぶ。
子供③は泣く。その姿を見て、子供②は私に連絡してくる。
自分の子供を「他人」だと平気で言うのだ。どんな神経なんだろう。
こんな風に、実家は両親共にいない日が多い。
食費3万円は父から母に入金される。もちろん子供にはいかない。
食費も貰わず、子供は両親のいない家で生活しているのだ。
だから、私は自分や妹が「両親に捨てられた子供」だと言うことに抵抗がない。
だって、その通りなのだから。
私自身も、何度か「他人」だと言われた。暴力も、暴言も言われてきた。
でも、今はだいぶ強くなった。いや、両親に期待することが馬鹿らしいと思うようになった。
妹②も同様で、両親の相手をするだけ無駄だと思ってる。
でも、子供③はまだ両親を捨てられない。
両親は、とっくに子供を捨てたのに、まだ期待して裏切られている。
裏切られて、打ちひしがれている子供③を見るとき、私は本当に胸が締め付けられる思いをする。
犬は、子供②が世話をしている。
こんな家になって、彼は本当にかわいそうだと思う。
でも、私には何も出来ないのだ。
私は、実家を出た。学費だけ父に出してもらった。嫌味を何度も言われて。
生活費と教科書代、交通費は奨学金から出した。
ずーっと切り詰めた生活をしてきた。
大学時代は我慢の時間と、入学前から分かっていたからやってきた。
卒業したら、きっと一人で生きていける環境があると信じて。
母が「お金ないでしょ、送ろうか?」と天使のようなメールをくれても、
その裏には消費者金融から借りる姿があるし、
父だって、就職活動で一時的に同居した時、二人分の食費を私から取った。
もしもの時に頼りにする人がいない中で過ごす大学生活はいつも不安だった。
生活を切り詰めて帰省費用や、就職活動費用を捻出し、常に崖っぷちの感覚。
来年からは、子供③にはそういう思いをさせたくないというのが姉心だ。
このBlogは、そう考えてる子供①である「私」が、自分の家族を客観的にみるために書くBlogです。
家族問題は、やはり現実世界で軽々に言えるものではないので、
ここで書いて、自分の頭で冷静に判断したいと思ったのです。
子供①による状況説明。
我が家の家族構成です。
父 : 5人兄弟の末っ子長男(自己中)。マザコン。家に居たくないとゴネて都会に単身赴任中。義母にたかるサイテー男。
母 : 一人っ子で育った自称お嬢様(自己中)。精神崩壊中。多額の借金あり。某球技観戦に熱中し、家庭崩壊を引き起こした張本人。
子供① ブログを書いている人。大学生。 実家を出て一人暮らし中。
祖母、両親、妹たちからの情報が全部集まる。春から実家と縁を切る予定。
子供② 実家暮らしで働いている。祖母や妹を気にかける優しい子。
両親を反面教師にして、堅実に生きようとしている。
子供③ 高校生。大学受験を控える。実家暮らし。
末っ子のため、ご飯が作れない(泣) 母のヒステリーの影響をモロに受ける可哀想な子。
犬 勝手な家族に振り回される、一番の被害者。