今回は、家庭のリビングなどにあるインバーターエアコンや、車のカーエアコン、冷蔵庫をちょっとだけパワーアップすれば節電に良いんじゃない~ みたいなお話になります。

 

 

部屋のエアコンは、賃貸マンションやアパートでも対応していますので、賃貸派の人にお勧めな方法をチョイスしました。

 

 

どこかの物件を借りていると、いくらチョイパワーアップできたところで退去時に損害での賠償請求となるようなものだと誰でも最初からやらない方が良いと考えます。

 

 

 

 

上記はエアコンのフィルターです。

 

 

 

 

上記はエアコンのフィルター②です。

 

 

 

 

上記はエアコンのフィルター③です。

 

 

 

 

上記はエアコンのフィルター④です。

 

 

上記のようにエアコンによるかと思いますが、一般的にはエアコンの前面フィルター2枚と、エアコンの上面フィルター2枚の合計4枚で構成させている事が多いと思います。

 

 

「うちはエアコンにお掃除ロボットが付いているので掃除しない」 なんて言われる人もいらっしゃるのですが、エアコンって大風量じゃないですか。

 

 

お掃除ロボットというのは、フィルターの上を布などでサッと拭くだけのシステムですので洗わないよりは洗った方が節電的にも健康面でも良いと感じます。

 

 

賃貸物件の場合は、ざっくり言えば2つの注意点があります。

 

 

家主さんという、まあいわゆる大家さんは自分の所有する物件にエアコンを設置する際に、昔から廉価版の安いエアコンを設置する傾向にあります。

 

 

自分の家のリビングなどにエアコンを取り付ける場合、どうしても家に居る間四六時中稼働させるとかあるので、電気代がお得なモデルであったり、エアコン凍結洗浄機能が付いているような高額なモデルを設置したりします。

 

 

長い目で見れば、それは高額なモデルのエアコンの方が電気代がお得になったりしますし、快適さみたいなものも上に感じるからです。

 

 

2つ目は室外機の問題です。 ベランダ等ですと、”ショートサーキット” という問題が起こっているケースがあります。

 

 

エアコン室外機というのは、家の壁面の空気を吸い、熱交換のアルミのフィンを通過させた空気が、ファンで壁の外側に吐き出しています。

 

 

吐き出した空気がブロック塀やベランダの壁に当たり、また家の前にあるとそれを吸いますので、高温な空気を吸うとエアコンが良く冷えないという症状が起きたりします。

 

 

また、室外機を一戸建ての家の南面にリビングなどがあり、その壁の外に設置してあると、エアコン室外機に陽当たりが良すぎて、高温になるとかが起きて、それで本来の冷えが出ないという事もあります。

 

 

遅れましたが、管理人の私はエアコン取付工事や、取り外し工事などの修行でちょっとエアコン設置業者で実際に現場で修行させていただいた経験があります。

 

 

そんな感じですので、一戸建ての家に新しくエアコンを設置するような場合に、「あそこにこういう風に設置すれば電気代とかもお得かなあ」 という計算ができたりしますし、「このリビングだと広いし、南面にあるのでこのエアコンの性能がちょうど良いと思うよ」 みたいなアドバイスもできたりします。

 

 

ただ、一般的にはそんな感じではなくて、主婦のママさんが1人で、あるいは小さなお子様を連れて家電量販店に行き、エアコン販売コーナーで部屋の広さとか木造とか鉄筋とか構造を言って、後は南面のリビングとか、西日が強いとか言ったりして買っていると思います。

 

 

エアコンというのは、そういった専門知識がないと、性能が合っていないからエアコンが電気を喰いまくっているとかの問題が起きていたりする事がありますので、その点はあらかじめご留意いただきたい点になります。

 

 

次に、車のエアコン、いわゆるカーエアコンですが、構造はざっくり言えば家のエアコンとほぼ同じです。

 

 

乗用車だと家庭用エアコンの2倍程度の性能が上になっています。

 

 

どうしても窓があり4面採光ですのでビニールハウス並みに陽当たりが良いので、そのくらい性能が上でないと真夏とか暑くて仕方ありません。

 

 

よくある問題としては、「エアコンのガス補充やっています~」 みたいなチラシとかを見たりして、GSとかで、「車のエアコンのガスは自然と漏れていくので補充してあげれば冷えが良くなりますよ」 と声掛けされるとかあります。

 

 

冷媒ガスの補充というのは、アマゾン等のネット通販でもDIYキットが売られていますが、昔から補充後のトラブルは少なくありませんので、”電装屋さん” という専門会社での補充を個人的にはお勧めしています。

 

 

それはなぜか?

 

 

エアコンの冷媒ガスというのは、量が少なすぎてもダメですあ、多すぎても冷えないとかあったりします。

 

 

ちなみに私は家のエアコンの冷えが悪いと近所に住んでいた業務用冷蔵庫・業務用冷凍庫を製造販売している業者がいて、「それは冷媒ガスを補充してあげれば直るのでやってあげますよ」 と善意のサービスでやってくれたことがあります。

 

 

たしかにエアコンは良く冷えるようになったのですが、その後故障してしまい、メーカーのサービスマンに連絡してみてもらったところ、「コンプレッサーモーターが焼き付いていますので買い替えないとダメです」 と言われてしまいました。

 

 

近所の業務用冷蔵庫製造業者のおじさんにそのことを話したら、「パナソニック製はモーターがシャバイからだろうねえ」 と大笑いされていました。

 

 

冷媒ガスというのは、高圧と低圧の2本で構成されていて、ガスが循環していますので、ガスを補充し過ぎた場合、どこかに圧力がかかりすぎてトラブルが起こる事があります。

 

 

エアコンは冷媒ガスをコンプレッサーモーター等で循環させているだけのシンプルな構造です。

 

 

似た構造としては冷蔵庫も同じです。

 

 

ザックリ言えば、冷媒ガスの量を増やしてあげれば冷えが良くなっちゃいます~ みたいなサービスが多いのですが、量が多いと逆に冷えなくなったりしますし、最悪なケースではモーターが焼き付いて使用不可になるという故障がある。

 

 

家のエアコンとかは、室外機だけを新品で買うというのはできなくて、室内機と室外機がセットになっていたりしますので、早い話買い替えとなったりします。

 

 

そこで着目点を変えて、「冷媒ガスの量はそのままで、流れを良くすることでエアコンの熱交換の性能が上がる方法」 にフォーカスしました。

 

 

この方法ですと、ちょっと専門知識のあるマニアックな男性とかですと、室外機の配管の結露用のものを剥きそこに施工できたりする。

 

 

当然そのようなマニアックな人でもない普通の主婦の人でもエアコン室内機側の配管の上から2千円程度で買ったグッズを施工する事ができる。

 

 

どんな方法であったとしても、「俺はあの方法をやってみたけれど、体感できない」 みたいな残念なケースはあると思うのですが、賃貸住宅で退去の際にそれが原因で費用を請求される事はないと考えます。

 

 

ジャパネットたかたでもテレビでエアコン販売する際に、「設定温度が1度下がっただけで電気代15%お得になる」 みたいに言っていたりするじゃないですか。

 

 

エアコンが出る冷風の温度が下がって冷たくなれば、結果電気代は上がるみたいな感じですね。

 

 

尚、最近「令和5年度電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」 という書面などが郵送されてきて、3万円給付されていますので受け取った方もいらっしゃるかと思います。

 

 

その3万円から2千円程節電グッズに回して電気代を節電するという事でもやれば良いのかなあ~ と考えました。

 

 

■参考資料:エアコンが苦手な人にも高評価。 車と家のエアコンをパワーアップしてチョイ寒い事もある節電方法。 賃貸住宅でもいけちゃいます