ブランド大好きギャル系・ヤンキー女子?
砂糖メル子・介護業界で世界を救う?
第16話
ヤンキー女子メル子・第16話
理屈や当たり前に誰でも知ってる事じゃないからメル子は戸惑った。
メル子は自分が、
頭ネジ右左病にかかっていたと
外明そとあけ館長から聞いた。
メル子は頭を思いっきりぶつけたようなショックから
ココロは塞ぎ込み出し、
表情から勢いがどんどん薄れ出し、
向こう見ずの勢いはまるでウソのように消えて姿も形も変えていて、
まるで別人のようなメル子がガラガラとカラをむくように
内側から滲み出て来て、
メルコの可愛い瞳からは悲しみと怖れと不安が
交じった涙がこぼれては溜まり、
またこぼれては溜まり、
溢れてきて仕方がなくてメルコはぼうぜんとその場で
しゃがみこんで涙を流し続けていた。
でもメルコは泣くだけ泣けば何かが変わるとココロの中から
溢れて来る自信の存在にも氣がついていて、
メル子のココロの中にあったその自信の存在を
使う為には今、あっしがここで泣くだけ泣かないとこの、
あっしの中にあった自信って言うちっちゃな大事な氣持ちが
埋もれちゃうことにもメル子は感覚で分かっていた。
メル子は特に、
誰に教わったわけじゃないけれど、これはもう、
外明そとあけ館長の真っ黒玉ねぎ頭の中にいる2匹のドラゴンの
効果としか言えなかった。
あんなドラゴンが、本当にいたんだから。
もう外明そとあけ館長のクチから出るコトバに何の抵抗も感じなくなっていた。
こんな自分にメル子は正直戸惑いも感じた。
それに、あんなドラゴンを見てしまうともう、
何も疑う余地は見つからなかったし、噂によれば外明そとあけ館長は
90歳を超えているとか?また90歳って言うのも実はデマかもしれない。
もしかすると外明そとあけ館長は何か人とは違う、、あっ、
もしかしたら魔女じゃないのか?
そうだとしても、これまでのことを見ると全然不思議じゃないぞ。
いやいやあっしは何を考えてるんだ。
メル子しっかりしろっ。
あっしはこれまで可愛い事に全力をかけてきたんだ。
ここで外明そとあけ館長と出会う事で、
あっしの人生どうなるんだか?
しかもあっしは頭ネジ右左病だ。
でも外明そとあけ館長なら何とかしてくれるはずだし、
あっしも自分の事がなんか前よか好きな氣がするんだ。
いいやっ、好きだぞ。
あっしはなんか今、
自分で自分が好きなんだ。
こんな氣持ちは産まれて始めてだ。
このあっしが病気になり自分を好きだと氣がつくために、
ココに来たのかもな。
外明そとあけ館長から聞いたところによると、
理由は無自覚であったからということ。
自覚することでちゃんと改善する病だとあの
外明そとあけ館長が言うんだから。
もう、それはそうなんだよ。
とメル子は不思議な納得をした。
理屈や当たり前に誰でも知ってる事じゃないからメル子は戸惑った。
これまで人なんて何も信用出来なかったメル子は今、
自分が盲目的に外明そとあけ館長を信頼していることが
メル子の人生史上、何より不思議なことだと感じていた。
その日からメルコは外明そとあけ館長の元で一日の半分を学ぶ時間に
あてることになった。
朝から、昼過ぎまでがメル子と外明そとあけ館長とバーシー子の3人での講義の時間になった。
メルコは教室で外明そとあけ館長の講義に聞き入っていた。
頭ネジ右左病は遺伝ではなくある日突然に現れて人生を苦しい時間へねじり入れるという病だ。
しかしこの病の特徴をよく知らないでいると
この頭ネジ右左病の完治方法すら知らずに人生を棒にフルこともあるという。
しかし外明そとあけ館長が教えてくれるには、
頭ネジ右左病は自分を自分で自覚出来た人には完治する道がちゃんと用意されるという良いことが起きるのだが、
多くの人達はこの事を知らないままにロボット病院の医師にまるで自分ではなんとも出来ないんだ。
だから私はここに来たんです。
お望みの物ならほら、いくらでも積みます。
だからこの命だけはなんとか助けてください。
と命がけで願いを訴えて来るわけだ。
外明そとあけ館長はこのロボット医師たちの方法もよーくお世話になるほど頼っている。
大事な老若みんみんステーションのご利用者の中にはどうしてもロボット医師にお願いしたいんです。
ドラゴン・ファィヤーよりもロボット医師がいいんです。
自覚をするなんざぁ、めんどくさくてだなぁ。
私はロボット医師が好きなんです。
というキモチの人もいるから外明そとあけ館長はどちらにするのか?の大事な選択に
どちらでも選んでいただけますよ。
しかし結果には文句は垂れないという約束を必ずしている。
メル子は考えるまでもなく外明そとあけ館長に何とかして欲しいと願った。
それは始めてこの館内に入った時に聞いた、
バーシー子の頭ネジ右左病は回りに自分のことを理解してくれてる人がいれば、
ネジをギューッギューッッと閉まってきているところから人のチカラで緩めることで命が助かる。
でも誰も何もしなかったらその時は終わりだと言っていた。
衝撃的だった。
その時から、あっしは内心、思っていた。カンベンしてくれよ。
責任重すぎだろ。
メルコは表向きでは真面目な仕事をしていたが、
実はいつもこんな風に感じていて、バーシー子を拒絶し続けていた事を当たり前に考えていて
そんな自分が何よりも大事で正しいと思い込んでいて
知らず知らずのうちに感染経路が完成されつつあることさえも自分では分からなかった。
離れれば自分には関係ないし、思い責任感を感じる必要性もないし、
何より自分の一番興味がある可愛い見た目を大事に生きることに集中出来るだろう。
と本当に思っていたからだ。
メル子にとってこの外明そとあけ館長の言葉がこれからのメル子のお守りになる。
メル子さんの可愛いも大事にしつつ
バーシー子の全てを理解しようとしてごらん。
そうすることでメル子の頭ネジ右左病は完治するわよ。
外明そとあけ館長がメル子に告げた。
