ニキビを悪化させる食べ物

思春期である小学生、中学生、高校生の時は炭酸飲料を飲みながら高カロリーで栄養が偏ったジャンクフードと呼ばれる
ポテトチップスやポップコーンなどのスナック菓子、ハンバーガー、ホットドッグなどに手が伸びてしまう。
これらの食べ物は身体に良くないのはもちろんだが思春期ニキビが治りにくくなったり、悪化させる原因ともなる。

思春期ニキビを予防したり、治すには食べ物についても気を配ることが大切です。
では思春期ニキビを予防したり治すには、どんな食べ物、栄養素を摂ると良いのでしょうか?
思春期ニキビに悩む方の為に調べてみました。

ビタミンAの効果・効能について

目の健康に必要

ビタミンAは、脂溶性ビタミンで油に溶けやすいビタミンです。
疲れ目や眼精疲労に効果があるということで知られています。
目の健康の為には無くてはならないビタミンです。
ビタミンAが不足すると夜盲症になってしまったり、更にその状態が続けば失明してしまうことだってあるのです。

お肌への効果・効能について

その他にも皮膚や粘膜の保護して乾燥や肌荒れを防いでくれます。
有害な活性酸素を除去する抗酸化作用などがあることから、シミやシワを予防にも期待ができます。
ニキビの原因菌であるアクネ菌の繁殖を抑えるなど美肌効果もあります。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促進してくれるのでニキビを予防したり、治りやすくしてくれます。

ビタミンAの過剰摂取について

ビタミンAの摂取について気を付けなくてはいけないこともあります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので体内に蓄積されます。
過剰摂取すると頭痛を感じたり吐き気を催すのなど症状が出る場合があります。
でも通常の食生活をしていればビタミンAの過剰摂取してしまうことはありません。
ビタミンAのお薬やサプリメントを大量にしかも長期間服用することによりビタミンA過剰症を発症する危険があるので注意しましょう。

ビタミンAのレチノイド反応について

またビタミンAが不足しているお肌に対していきなり多量のビタミンAを摂取すると
一時的に、乾燥感や皮剥け、赤み、かゆみなどが生じることがあります。
これをレチノイド反応といいます。
このような反応が出てしまうと焦ってしまうかもしれませんが、
ビタミンAに対するお肌のアレルギー反応や副作用でなく、
ビタミンAが不足しているところに急に摂取した場合に起こる症状です。
通常2、3日で改善されー、その後はお肌は、ビタミンAを摂取した以前よりも良くなることが多いです。

ビタミンAを多く含む食品

小松菜、ほうれんそうやパセリなどの緑黄色野菜、レバー、卵、うなぎ、バターなどに含まれています。

ビタミンB1の効果・効能についてについて

ビタミンB1水溶性ビタミンで水に溶けやすいビタミンです。
筋肉の疲労を予防したり回復する効果があります。
その他にもビタミンB1は、糖質を代謝する為には必要な成分です
糖質が分解されがエネルギーに変える酵素の働きを助ける補酵素の役割りをビタミンB1は担っているのです。
日本人の主食であるご飯は糖質(炭水化物)ですから糖質を分解するのにビタミンB1を多く必要とします

ビタミンB1が不足すると

ビタミンB1の不足により糖質を分解しきれなくなってしまい中性脂肪として体内に蓄えられてしまいます。
中性脂肪が増えてしまうと皮脂が過剰分泌されることになってしまいニキビが増えてしまうのです。

ビタミンB1を多く含む食品

ビタミンB1を多く含む食品順は、
豚ヒレ肉、促成の生ハム、豚もも肉、長期熟成の生ハム、ボンレスハム、
焼き豚、焼きたらこ、かば焼きのうなぎなどがあります。その他にも小麦胚芽や小麦粉などの穀類、大豆や落花生などの豆類があります。