現在の母の状態はご飯を食べることが出来ない、飲み物も飲めない、トイレには1人で行けない、お風呂には車椅子で移動、一日18時間以上の睡眠といった感じ。
飲み物が飲めないということは薬が飲めないということなので、痛み止めは注射でしてもらっている。
日中は仕事に行くので、母が起きている時間に会うことは殆ど出来ない。
そこで、昨日は仕事を休ませてもらうことにした。
理由は母が起きている時間に緩和ケア病棟内でプチ結婚式をする為である。
看護師さんの一言から全てが始まった。
僕と婚約相手のウエディングドレス姿を写真に撮って見せようと思っていると伝えたところ、ウエディングドレスを貸してあげるからここで見せてあげよう!と言ってくれた。
それが一昨々日の話だった。
そして色々と話が進み、結婚式をすることになった。
緩和ケア病棟長の先生や看護師長、看護師、事務、清掃員の方々が準備をしてくれたり、色々と案を出してくれたお陰で本当に結婚式らしくなった。
先生に人前式というものを提案して頂いた。
母親はベッドのままその場所まで運んでもらった。
急にどこかに連れて行かれると不安がると思ったので、彼女が書いてくれた簡単な紹介状を結婚式が始まる10分程前に渡してもらった。
自分の祖父母、叔母、彼女の母、その他にも当日お休みだった看護師さん達、緩和ケア病棟の患者さんも参加してくれた。
事務の方の司会のもと、ウエディングマーチが流れる中、ウエディングドレスを着た彼女と僕が入場。
先生が挨拶してくれ、僕たちを紹介してくれた。
全くうまく伝えることは出来なかったけど、今の気持ちを参加頂いた方々に聞いて頂けたかなと思う。
もう少し上手に伝えたかったし、言葉足らずなところもいっぱいあったけど…
僕たちの挨拶の後、叔母と看護師長さんが『てんとう虫のサンバ』を歌ってくれた。
みんな手拍子する中、母親もしっかりと手拍子してくれた。
あまり長時間というのも母親の負担になるので、その後、色々写真を撮って式が始まってから20、30分程で終了。
人生で最高の思い出になった。
母親の笑顔も見れたし、病院の方々、仕事を休ませてくれた上司、家族と本当に色々な方々の協力があったからこそ出来たので、言葉に出来ないくらい嬉しかった。
その後、母親に仕事を休んだことを怒られたのはお約束。
どんな状況でも母親と息子だもんね。
次はバレンタインデーの母親の誕生日。
今から色々考えます。
本当に皆さんにありがとう。
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