第24回大学教育研究フォーラム

 持続可能な地域・世界をつくるPBL・地域連携教育


日程:2018年3月21日(水・祝 )

場所:京都大学吉田南総合館

http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2017/


「未来の学びと持続可能な開発・ 発展研究会(みがく SD 研)」 企画者/話題提供者:村松 陸雄(武蔵野大学 工学部) 話題提供者:石井 雅章(神田外語大学 メディア教育センター)、勝浦 信幸(城西大学 経 済学部)、陣内 雄次(宇都宮大学 教育学部)、滝口 直樹(合同会社環境活動支援工房)、 田中 優(大阪国際大学 グローバルビジネス学部)、長岡 素彦(一般社団法人 地域連携プ ラットフォーム)、畑 正夫(兵庫県立大学 地域創造機構)、塙 雅典(山梨大学 教育国際 化推進機構大学教育センター)、早川 公(仁愛大学 人間学部)、村山 史世(麻布大学 生 命・環境科学部)、吉本 理沙(愛知大学 経営学部)


いろいろな種類の魚がいる。一匹一匹独自の味をもっている。 同じ魚でも、さばく部分によって味が全く違う。 また、それらを料理する人によっても味が変わる。 ひとつのネタがいろいろな味になる。 火の玉講師・山形琢也の『なぜこのオッサンの話はおもしろいのか!?』から 企画の趣旨  私たちは、各々ローン・ウルフ的に「持続可能な地域・世界をつくる PBL」「地域連携 教育」を全国各地の様々なフィールドで長年、野火的に行ってきた。それが、ひょんなこ とから、数年前に私たちの一部のメンバーが中心となって「未来の学びと持続可能な開発・ 発展研究会(みがく SD 研)」※が結成され、以後、みがく SD 研を御旗にして、取り憑か れたように様々な学会等をゲリラ的に押しかけて話題提供してきた。同フォーラムにおい ても第 22 回「PBL における研究活動と教育実践のインタラクション」、第 23 回「教育実 践が大学教員にもたらす越境性(Transboundary)と多様性(Diversity)」を報告している。  みがく SD 研の一連の諸活動における最大の成果は、みがく SD 研を無邪気に面白がり、 同じ問題意識を持つ人々が、ハーメルンの笛吹き男に導かれた子どもたちのように、我欲 を捨てて専門分野を越えてみがく SD 研に大勢集まってきたことである。これが、今回の 話題提供者(11 匹のオッサン+1 名の非オッサン)なのだ! 今回は、みがく SD 研の新進気鋭メンバー2 名+真打 1 名による話題提供とフォーラム 当日に最も活きのいいネタを持ち寄ってくれた参加者によるインプロ(Improvisation) 発表を端緒に、みがく SD 研的な視座からの談論風発を通して持続可能な地域・世界をつ くる PBL・地域連携教育についてみんなで深く考えていきたい。


1.地域連携教育における「悪しき実践」をどのように検証するか (早川 公)

2013 年度より、文科省の「地(知)の拠点」整備事業(いわゆる COC)が始まり、選 定大学を中心として各地で地域連携教育が活発に展開された。さらに 2015 年度からは、 COC に並行して COC+事業が稼働し、地方大学の多くはこの教育「改革」プロジェクト に巻き込まれている。そして、COC が「完成」年度を迎えるにあたり、今後はどの大学の どのような取組みが優れたものであるのか、という検証の議論が始まると思われる。 議論において、本フォーラムの目的が「大学の教育に関わる優れた実践と研究の成果共 有と蓄積」とあるように、「優れた実践」は議論の俎上に乗りやすい。一方で、「悪しき実 践」はこうした議論の場に上りづらい傾向があると思われる。そこで本報告は、「悪しき実 践」かどうかを検証するために、ソフトウェア開発で用いられる「アンチパターン」概念 を手掛かりに、「挿話」を交えながら地域連携教育を考えるための話題提供を試みる。アン チパターンは「パターン化された間違った方法」であり、これを正しく理解し、再構想 (refactoring)することで、持続可能な地域づくりに向けた地域連携教育へのアップデー トとなる議論を目指したい。

2.なぜ地域と大学の連携が難しいのか (吉本 理沙)

2014 年 5 月に公表されたいわゆる増田レポートを契機に、国による地方創生政策が開 始され、その一環として、2015 年度から 5 年間の各自治体の計画を示した「まち・ひと・ しごと・創生総合戦略」が策定され 3 年が経過した。このような政策を背景に、人口問題 のカギを握る若者を擁する大学と若者の流出を抑えたい地域の一層の連携が求められてい る。しかし、実際には地域と大学が連携することは容易ではない。地域と大学の連携は、 地域側も大学側も相互に積極的に必要としている場合にのみ成功するという(萩原, 2016)。 このようなケースは稀であるにもかかわらず、一律に推進するのはなぜなのか。 私が専門とする公会計分野における国の動向を手掛かりに、持続可能性に関して、国、 地域、大学の根本的な課題を正義論から浮き彫りにし、地域と大学の連携において真に議 論されるべき点の提示を試みる。

3.課題解決型の地域学修 2.0 の構築を目指して(畑 正夫)

大学の組織的な地域貢献活動として始められた「地(知)の拠点整備事業」(COC 事業) は、地方大学の小さな地域貢献活動をベースに企画・実施された。当初の個人研究室から 大学の組織的対応への深化にとどまらず、大学はこれまでのテクノロジー重視の企業家大 学から社会科学領域を幅広く取り込んだ社会イノベーションにおける Quadruple Helix の 主体としての “社会的企業家大学”に発展する可能性を秘めている。 大学が地域と協働して学修環境を形成することは、学び手が現実の地域課題に触れるだ けなく、将来の課題を感知する受容体としての能力を高める機会を得ることにつながる。 持続可能な地域づくりをめざす地方創生の取組みでは、短期的な積極戦略による課題解決 と長期にわたる組織や仕組みの変革につながる調整戦略を通した社会システムの変革が志 向されている。そこで、COC 事業をベースに社会的企業家大学を念頭に置き、大学が地域 と連携した学修を新たな段階に発展させるための提案を行う。

※「未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがく SD 研)―異分野融合を志向する越境研究・実 践者ネットワーク」は、グラノヴェター(1973)が指摘した弱い紐帯(Weak ties)の強さと、何でも吸い 込んでしまうブラックホール的なメンタリティから、異なる専門分野(社会学、法律学、環境心理学、行 政、教育等)の実践的な研究者の分野横断的・越境的研究・実践団体となっている。みがく SD 研はイヴ ァン・イリイチが提唱するコンヴィヴィアリティ(Conviviality)を大事にしており、「共愉」的で「相互 依存しながら自立する自由な共生」を特徴とする。

 主なテーマは「持続可能な開発・発展・SDGs 持続 可能な開発目標」と「教育・PBL(Project Based Learning・Problem Based Learning)・ESD(Education for Sustainable Development)」の実践と研究である。未来の学びと持続可能な開発・発展研究会は自 主研究だけでなく、学会や地域団体、学校、自治体、企業、CSO(NGO・NPO)などのマルチセクターと 協働し、研究と実践を行っている。 引用文献

イヴァン・イリイチ (2015). コンヴィヴィアリティのための道具, 筑摩書房.

萩原誠(2016). 地域と大学―地方創生・地域再生の時代を迎えて, 南方新社.

Mark S. Granovetter (1973). The Strength of Weak Ties. The American Journal of Sociology, Vol. 78, No. 6, pp. 1360-1380.

山形琢也(2000). なぜこのオッサンの話はおもしろいのか!? すばる舎.


第24回大学教育研究フォーラムにお申し込みください。



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(↑会場は写真ところではないです。) 未来の学びと持続可能な開発・発展研究会   名古屋研究会 日時 2018年3月18日 17時-19時 場所 名古屋国鉄会館  会議室 桜 (名古屋駅 徒歩5分)    愛知県名古屋市中村区椿町20−15 http://www.kaikan.758p.com/?page_id=12  未来の学びと持続可能な開発・発展研究会は、異なる専門分野(社会学、法律学、環境心理学、行政、教育等)の実践的な研究者の分野横断的・越境的研究・実践団体です。  主なテーマは「持続可能な開発・発展・SDGs持続可能な開発目標」と「教育・PBL (Project Based Learning・Problem Based Learning)・ESD(Education for Sustainable Development)」の実践と研究です。  今回、長年中部圏と世界でご活躍された淺川先生の「こころ・からだ・教室・地域・世界をつなぐ」を行います。また、村山先生からもつなぐ講演あります。 主催 未来の学びと持続可能な開発・発展研究会  共催 関係性の教育学会 淺川先生退官記念 「こころ・からだ・教室・地域・世界をつなぐ」   東海学園大学教授 淺川和也 「師弟同行の学びと遊びでつなぐ大学と地域とサブシステンス」   武蔵野大学客員准教授・麻布大学講師 村山史世 参加費無料・参加者は必ず下記までご連絡ください。   未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)        fumimura@musashino-u.ac.jp


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SDGsを「理解する」からSDGsで取組む・いかすWS・講演

異分野融合を志向する多分野の研究者の研究成果・実践から

個人できること、地域・企義・行政・学校・大学に即したプログラム

マルチセクター協働・マルチステークホルダ―の取り組みもサポート

すでに学校・地域で行われているSDGsの教育ESDによるプログラム

SDGsで考える・整理する・協働する地域と自治体・企業の協働

1.SDGsで考える

2.SDGsの自分事化

3.SDGsで整理する

4.SDGsで協働する

SDGsを活用して市民、企業、自治体で地域課題の解決を目指

1.SDGsフューチャーセッションワークショップ

2.SDGs・計画ワークショップ1

3.SDGs・計画ワークショップ2

SDGsを活用して市民、企業、自治体でイノべーションで解決を目指す

SDGsコーディネーター(ESDコーディネーター)

SDGsを理解する-SDGs・ESD SD・ESD WS教材『持続可能な未来』、SDGsカード


一般社団法人 地域連携プラットフォーム  news@changemakers-intern.net



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SDGsジャパンが1歳になります!SDGsについて、色んな人の声を聞いてみよう

■日時:2018年2月27日(火)15:00~19:00 (受付開始14:30~)

■場所:聖心グローバルプラザ

(住所)150-8938東京都渋谷区広尾4-2-24 聖心グローバルプラザ(4号館)

■主催:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

https://www.sdgs-japan.net/single-post/2018/01/19/%E3%80%90227%E3%80%91SDGs%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%8C1%E6%AD%B3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81SDGs%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E8%89%B2%E3%82%93%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%92%E8%81%9E%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81


未来の学びと持続可能な開発・発展研究会 名古屋研究会

日時 2018年3月18日 17時-19時

場所 名古屋国鉄会館  会議室 桜 愛知県名古屋市中村区椿町20-15

https://www.facebook.com/events/1422558874519630/


第24回大学教育研究フォーラム

日程:2018年3月20日(火)、21日(水・祝)

場所:京都大学吉田南総合館、百周年時計台記念館

http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2017/

・セッション「持続可能な地域・世界をつくるPBL・地域連携教育」

・個人発表

「新学習指導要領と地域連携教育に関する実践研究ーSDGs・ESD」



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これはヘッズ、ストリートカルチャーとファッションを愛するものたちのスト
リート系フッション誌「CLR(custom lowriding」(TWJトランスワールドジャパ
ン)に載せられていたものでタイトルは「今こそ立ち上がれ! ストリートに生き
る ボクたちにができ ること」だ。

世界史上最大級の規模で日本に襲いかかった東北関東大震災。
被災地では糸口の見えない苦しい状況が今も続いている。
そんななか、今のボクたちができることは普段通り、仕事・勉学に励み、自らに
課せられた使命をまっとうする他ない。
もちろん節電意識や募金をしようえとする気持ちだって大事だし、自分の好きな
ものを購入して、それがこの国の経済発展に繋がるならそれもまたよし だ。
被災地に訪れてボランティア活動をする直接的な働きかけでなくても、個人でで
きることは山ほどある。
母国、日本の復興のために。
みんなで手を取り合ってこの大きな問題とむきあおう。
前に紹介した野村総研のアンケートと違う調査とて日経トレンディがTwitter、Facebook、300万人編集会議で募集で集約した「約550件の声でわかった震災とSNS」が公表された。

「約550件の声でわかった震災とSNS」1
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110427/1035385/回りの

「約550件の声でわかった震災とSNS」2
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110428/1035422/

「約550件の声でわかった震災とSNS」3
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110506/1035544/
新聞各紙のボランティアに関する報道は、ボランティアが来すぎて困ったとか初 心者ボランティアの問題点を指 摘することが多い。 毎日の「希望新聞」では、ボランティアの不足とか問題点の指摘だけではなく 「県外から個人や小 規模グループのボランティアを受け付けている主な窓口」 や生活サポート情報も掲載されています。 http://w.mainichi.jp/eq/kibou.html しかし、被災地の地方紙以外の新聞はボランティアや生活サポート情報を伝える ものは無く、「事実」と「論 説」だけの様です。 新聞は、「これからアクションを起こす人のための情報提供」を行うより、「事 実」と「論 説」により問題点の指摘を趣旨としてるようです。 前世紀までと同じく「事実」と「論説」による問題点の指摘で、今後も新聞が社 会から必要とされるでしょ うか。 このまま書き続けると、新聞と同じレベルになりそうなのでここまでとします。


 テレビでGW中に東北に観光に行った人のインタビューで「自分の目でみて考え
たいと思った」という発言がいくつかあった。 
 4月の初旬の久喜インターでのインタビューではキャビキャピの保育士さんの
グループがこれから保育所に必要なものを届けたいと語っていた。 

 多くの雑誌でも特集が組まれたが、ストリート系フッション誌「CLR(custom
lowriding」(TWJトランスワールドジャパン)でも、多くのページがさかれている。
 CLR

 やっぱり、変わりつつあるじゃなくて、みんなで変えつつあると思う。

 一方、政府広報「復興アクション」の告知や中吊り広告が多く見られるように
なったが、これが変わりようも無い政治屋と役人の現在。
上野駅の東北復興ショップ「コロパンダ」ではパンダのお菓子「コロパンダ」や東北の特産品を
売って仙台の子どもたちを元気にしようというイベントを開催中。


東北復興ショップ「コロパンダ」
『コロパンダ』 単品350円 3個 1000円
4月28日 から 5月10日 JR上野駅


「コロパンダと遊ぼう」

また、5日のこどもの日には宮城県の名取市や山下町で「コロパンダと遊ぼう」というイベント
を行い、こどもたちにお菓子「コロパンダ」も配るとのこと。

(参考)

http://twitter.com/#!/koropanda_cl

http://www.ustream.tv/channel/colopanda

http://www.panfare.jp/archives/category/koropanda
 4月19日、文部科学省は学校の放射線量基準を通知したが、この問題に対し
て市民が4月21日の交渉んに続いて、本日、対政府交渉が行われました。


詳細
http://www.slowtimes.net/2011/05/01/20110502/

映像 iwakamiyasumi

「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉「文科省、原子力安全委員会との交渉」
http://www.ustream.tv/recorded/14425805