こんばんは。4年の石田です。
先日行われた冬季公認を最後に引退を迎えました。
1月30日のバイト中に尾てい骨を骨挫傷し、2月にほぼ丸々1か月泳げないまま、1週間で仕上げるという強行日程で望みましたが、結果はボロボロ。
試合の週の初めに100mで練習ベストが出るなど、「いけるかも」と思わせてくれることもありましたが、いざレースになるとうまく体が動きませんでした。
そんなこんなで高校時代に引き続き、僕の大学水泳はまた中途半端な形で幕を下ろすこととなりました。「高校で中途半端に終わった分納得できる形でやり切る」と掲げていた分、悔しいことこの上ないです。
しかし、この4年間は決して無駄ではなく、競技者としてだけでなく人間としても大きく成長することができたと感じています。
競技者としてはやはり、高校時代投げ出してしまった背泳ぎを(途中からとはいえ)再びメインに据え、大きくタイムを伸ばせたことが印象深いです。
高1の冬に短水の100m背泳ぎで1:06.1を出して以来、残りの1年半の間どういうわけかタイムが伸びませんでした。このことが、高2の秋にバタフライに転向した要因の一つで、上智の水泳部にもバタフライの選手として入りました。
それがコロナから復帰して1週間で臨んだ大1夏のチャレンジで1:05.1が出て、次の年の上南戦では突如1:02.7にまでなりました。全く背泳ぎの練習をしない/できないまま臨んでそのタイムが出たので、驚きが大きかったです。
大2までの背泳ぎの機会は、自分からではなく頼まれるがままにという感じでした。実際大2の後半は良くて1:03だったので、そこから大きくタイムを伸ばせるなんて考えてもいませんでした。
そんな中、大3の5月に1:00.99が出ました。チーム事情的に必要なこととして背泳ぎの練習を本格的に再開したところで、約2秒の大ベスト。完全に背泳ぎへのやる気を取り戻しました。
その後短水で59秒台を出すまでに丸1年かかってしまいましたが、一度諦めてしまった種目に再び挑戦し、そして大幅に記録を伸ばすことができたことは、4年間の大学水泳を印象づける出来事だと思います。
人間としての成長は、特に幹部の経験から得られたと思います。
2年の夏から3年の夏までの幹部期間、僕は主将と、途中からは主務も務めました。それまで自分中心の世界にいたところから、チーム全体をよく見て活動しなければならなくなり、最初の半年、特に主務の業務も入ってきた1、2、3月はかなりしんどかったと記憶しています。
僕は1個の仕事に取組むと他のことがおざなりになってしまう傾向があり、幹部期間はそれによって同期に多大どころではない迷惑をかけてしまいました。皆に相談することなく突っ走ってしまい、混乱を招くことも多かったです。
それでも任期後半は、チームのために何ができるか、カンカレ1部という厳しい舞台でチームの士気を高めるにはどうするべきかを考える余裕が生まれ、前半に比べると「こうしたい」と提言した上での実行ができるようになっていったように思います。
競技者として/主将として、具体的にどうチームに貢献できたか、そもそも貢献できたのかどうかすらわかりません。先輩や同期にとっては扱いづらい存在だったでしょうし、後輩から見て尊敬できるような先輩でもなかったと思います。
有言不実行なところや超シングルタスクなところなど、あらゆる面で中途半端で未熟な人間で、言葉に説得力もなかったと思います。
それでも。
そんな中途半端な人間だったとしても。
僕の4年間の活動がチームにとって、水泳を通してこの4年間で出会えた皆にとって、反面教師としてでも少なからずプラスに働いてくれているなら、少しは報われます。
あまりにも中途半端な終わり方をしてしまい、水泳を辞める理由がなくなってしまったので、これからも泳ごうと思います。所属のあてもあるので、多分試合にも出ます。
競技者を続けられる目処が立っているのも、上智の水泳部に入ったからこそ生まれた縁のおかげです。
それだけではありません。
上智に来れたこと、豊川高校の水泳部に入れたこと、本気で水泳に取り組むきっかけに恵まれたこと。
ここまでの全てが繋がって、今の僕があります。
これまでの全てに、ありがとう。
嬉しいことよりも辛いことの方が多かった4年間でしたが、この4年間のおかげで、少しは強くなれた気がします。
いつか社会人として結果を出せた時に、「大学での経験あってこそ」と胸を張って言えるよう、1日1日、1歩1歩を大切に進んでいこうと思います。
65代もいよいよあと1人、僕とは違い大きな目標を叶えたあの方になります。彼女の引退ブログも、ぜひ読んでください。僕のブログよりも価値あるものになると思います。
それでは。
上智大学体育会水泳部競泳部門
第65代主将・主務 石田洋輝
同期。
たくさん迷惑をかけたけど、皆のおかげで主将をやり切れました。ありがとう。
65〜67代主将。
2人みたいに人を盛り上げたり、惹きつける力はなかったけど、少しでもチームにプラスの影響を与えられてたら嬉しいな。
ラストカンカレの200Ba決勝。
予選6秒ベストで決勝進出、目の前で皆の応援を受けながらのレースは、200嫌いと思えないほど幸せな時間でした。
一樹さん。
僕の大学水泳におけるモチベーションは、この人なくして維持できなかったと思います。
大学で水泳を続けたからこそ出会えた人達。
特に東大、理科大、(ここにはないけど)玉大の皆とは、上智に来たからこそ仲良くなれたと思います。
トップ選手との繋がりができたのも、かけがえのない思い出になりました。








