漢字を一度も書かずに覚える「イメージフィックス法」
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「ユーチューブ解説動画」
「教室での漢字の覚えさせ方」
「はい、今日の漢字いきま~す。」
1 黒板いっぱいに大きく漢字一文字(たとえば「初」)を、筆順を唱えながら書く。「いち、に~い、さん。しい、ご。ろく~、しち」※生徒たちは、すでに目に焼きつけるように見ている。※生徒たちは声を出してはいけません。
2 漢字の説明を言葉だけでする。書かない。「初めて何かをするときの初めて」「最初のショ」「初夏のショ。夏の初めのほうね。」「初心忘るべからず、なんてのもあるね。」※ここで説明のために使ったことまで覚えさせようとしてはいけません。
3 生徒たちに空中書き取りをさせる。「はい。いっしょに」「いち、に~い、さん。しい、ご。ろく~、しち」※みんなで空中に指を走らせながら、筆順を唱える。※生徒たちは漢字の視覚イメージの再現に意識を向ける
4 頭の中で視覚イメージをなぞる。「はい、目を閉じて。はい、いっしょに。いち、に~い、さん。しい、ご。ろく~、しち」※先生は黒板の漢字を消しながら唱和する。※子どもたちは頭や指を動かしながら、漢字の視覚イメージを意識する。
5 ノートの左ページいっぱいに一文字書く。「はい、じゃあ書きますよ。鉛筆を持ってください。ゆっくり、いっしょに。いち、に~い、さん。しい、ご。ろく~、しち」※このとき、すでにお手本は子どもたちの頭の中だけにある。
6 「はい、ノートを閉じてください」
7 まちがえた漢字を、一文字宿題にする。「はい、帰ったら、お手本と比べて、あっていたら赤鉛筆で〇。まちがっていたら、まちがっていた部分を赤鉛筆で描き直してから、お手本を見ながら右のページに大きく一文字だけ練習してきてください」
8 終わります。
覚えることの基本は、視覚イメージの再現を意識することなのです。もちろん、鮮明に再現することはできません。特訓すればできますが、不要ですし、悪影響を与えますので、特訓してはいけません。また、「書けば覚える」というのはカンちがいです。書くときに頭が視覚イメージの再現をするので、何度もすれば思い出せるようになるというだけです。ですから、最初から意識して再現する練習をすれば、何倍も簡単に、楽に覚えられるのです。
糸山泰造先生著書 12歳までに「絶対学力」を育てる学習法(草思社)P108~P110より引用
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参考:糸山泰造先生著書「絶対学力」「新・絶対学力」「12歳までに絶対学力を育てる学習法」「最初に選びたい学習方法上」/糸山泰造先生代表の
「どんぐり倶楽部公式ホームページ」
糸山泰造理論やどんぐり式のことが分かりやすくまとめられています。どんぐり式子育てについての全国相談窓口も紹介されています。
「漢字を覚える練習」
上記の漢字を覚える方法は「イメージフィックス法」と言います。糸山泰造先生が考案された一度も書かずに漢字を覚える方法です。まず子ども達が嫌がりません。漢字の学習を?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当です。ほんの1分でも練習できますので、ご家庭で試してみて下さい。最も効率的なイメージの使い方を練習することで、漢字嫌いの子ども達、書字障害と言われる子ども達が楽しく漢字を覚えられるようになっていきます。ひかり学園グループの放課後等デイサービスでは、黒板の代わりにA4半分程の用紙を使用し、小学校常用漢字を一回一文字ずつ着実に覚えていく練習をしています。
★発達障害児の「イメージする力の養成」については、こちら→0587-53-5176
★ひかり学園グループの放課後等デイサービスで学習できること
学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症、ダウン症等、障害の有無に関わらず、個々の子ども達の習熟度に合わせて支援しています。
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◆ひらがなとカタカナ、漢字(小学1年生~6年生)の読み書き
◆文章題の絵解き基礎:言葉から絵図化を自由に楽しむ、言葉や文章を書かない「絵だけ日記」
◆「文章問題指導」良質の算数文章問題(年長~小学1年生~小学6年生レベルまで)
【その他】
鉛筆や色鉛筆を使うこと
数字の読み書き、数の合成と分解、位取り、時間と長さ
「文章問題指導」かけ算とわり算(お宝算)については、小人数活動の中で具体物を使いながら視覚イメージ化の練習。
お金の学習(オリジナル教材 お金を模したコインを使用します)
20までの足し算と引き算の暗算(イメージ算)※繰上り・繰下りを含む
三角計算(10の補数と九九)
四則の筆算(足し算筆算、引き算筆算、かけ算筆算、あまりのあるわり算、わり算筆算)
四則を含む計算の順序
小数と分数について
高等養護学校受験対策(作文と面接を含む)
★ひかり学園の放課後等デイサービス事業所はこちら↓※全事業所に送迎サービス有
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