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半年前まで通っていたバレエ教室の先生(学園長)のインタビュー記事を地元誌で見つけた。
 
「学園にかかわつた人には充実した幸福な人生を過ごしてもらいたい。
結婚も出産も経験して人間の幅を深めてほしい
 
子供も産まず離婚をした私は、先生にとって反理想的人間だったのだ。
 
そのうえ、16年も続けていながら一向に痩せない。
 
謙遜ではなく、バレリーナとしてではなく、一般的に見ても太っている。
 
体脂肪率は26%だ。
 
私だって、好きで離婚したわけではないし、好きで太っているわけではない。
 
離婚するほうがお互いのためだったし、あのまま結婚生活を続けていても二人とも精神を病んで不幸になるのが目に見えていた。
 
旦那さんのことが大好きで大切に思っていたからこそ、旦那さんを不幸にしないためにも離婚したのだ。
 
太っているのはずっとではない。
 
7~8年前までは痩せていた。
 
一番痩せてたときは身長152cmで38kgだった。
 
ただ、その頃は、食事は踊るためのエネルギー接種でしかなく、朝ヴァームゼリーを飲むだけだったり、口に入れるものは全てカロリーチェックをして一日300Kcalに押さえた。
 
味わうとか、食事を楽しむとか、一切なかった。
 
それが離婚して実家に住むようになると、やはり親は娘にちゃんと食事を摂らせようとする。
 
結婚していたときは、職場からバレエ教室が近く、週3~5回はレッスンに通った。
 
実家はバレエ教室から20Km離れていて、仕事も実家の近くに変わったので、週1~2回しか通えなくなった。
 
子供がいないことを除けば、大人になってバレエを始めた生徒の中でも理想的で、学園長にも多少は可愛がられたほうだった。
 
それが離婚を機に一転、学園のイメージが悪くなると遠回しに言われ、あるときは面と向かって「汚ない生き方をするな」と言われた。
 
それでも耐えたのは、踊ることが好きだったのと、ずっと指導してくれた学園長とは別の先生の側にいたかったからだ。
 
喜怒哀楽が激しいうえに、もの覚えの悪いの私を、根気強く指導し続けてくれた。
 
その先生でなかったら、私は数年も経たないうちにバレエを辞めていただろう。
 
でも、半年前の学園長の暴言で、その先生を慕う気持ちを耐え続けた怒りが越えてしまった。
 
少し時間と距離を置いて考えることにしたが、怒りは収まったものの教室へ行く気持ちは戻らなかった。
 
潮時なのかなと思った。
 
実は今日、別のバレエ教室のレッスンを試しに受けに行くつもりだった。
 
それがたまたま今朝ネットで学園長のインタビュー記事を見付けてしまった。
 
これは一体どういう意味なのか。