NEXCO中日本は、2025年11月7日に東海地方の一部パーキングエリア(PA)からゴミ箱を撤去したことを発表しました。特にトイレのみのPAが対象です。
撤去の理由
ゴミ箱撤去の主な理由は、持ち込みゴミや不審物の投棄が多発しているためです。これにより、安全、環境、防犯の観点から問題が生じていました。BBQの網や串、生ゴミ、レジ袋、さらにはチャイルドシートやカーペット、家電製品までが捨てられるケースも確認されています。
地元の住民はBBQのゴミ自宅で処分ごく一部の人・・・
この前も長良川で川にそのまま放棄特に若者・県外の方
東海地方には、美しい川がたくさんあり、BBQや川遊びを楽しめるスポットが充実しています。例えば、岐阜県の板取キャンプ場は、川遊びや魚釣り、BBQができる場所として人気です。愛知県の王滝渓谷も、川遊びができる場所が多く、家族連れに人気です。
不法投棄の問題
残念ながら、東海地方の河川では不法投棄の問題も報告されています。
🚗 不法投棄の現状
例えば、2025年5月には名古屋市を流れる荒子川で、約250本のタイヤが川底から回収されました。これらのタイヤは意図的に不法投棄されたとみられており、回収や処分には多額の税金が使われています。過去に捨てられたものが多く、透明度の低い川の中では確認しにくい場合もあるようです。伊豆半島でも、港の海中から自転車や家電製品など、不法投棄されたとみられる大量のゴミが回収された事例があります。
🚫 不法投棄がなくならない理由
不法投棄が後を絶たない背景には、いくつかの要因が考えられます。
- 処分費用の回避: ゴミを正規に処分する費用を避けたいという動機があります。
- 認知不足: 不法投棄が犯罪であるという認識が低い場合があります。
- 摘発リスクの低さ: 不法投棄は発見されにくく、摘発される可能性が低いと感じられていることがあります。
- 悪質業者の存在: 廃棄物を不適切に処理する悪質な業者がいることも原因の一つです。
河川管理者は、不法投棄への対応や清掃活動を精力的に行っていますが、流域からのゴミも多いため、地域住民や関係機関との連携が重要です。






