そんなわけで夏休み一人旅も実質最終日。

この日はたいして予定を入れていなかったので、ノンビリと出発。

まずは下関を目指しました。

折尾行きから乗り換えて小倉行き、そして下関行きと乗り継ぎ。



山陽本線、山陰本線、そして関門海峡を渡る線と3方向。
正式には山陽本線は門司駅が終着なので、関門海峡を渡るのも山陽本線。
そして山陰本線は一つ東隣の幡生駅が終着駅なので、下関駅はあくまでも山陽本線の途中駅。
ですが運行上は山陰本線は全て下関発着になるし、山陽本線も普通列車は下関で運行は分離されています。

とまぁ長ったらしいウンチクは放置。

まずはバスで唐戸を目指しました。
唐戸といえば有名な唐戸市場。
ですが自分は市場には足を踏み入れる事なく、巌流島へ。


船が小さいからよく揺れます。

猛暑の中、船島(巌流島)に到着。






遠くに関門橋が見えます。



決闘の地として、将棋の羽生善治さんと対戦相手が竜王戦3勝3敗での決戦が下関で行われたために、記念の手形のオブジェがあります。

巌流島の決闘と言えば、なんと言ってもアントニオ猪木対マサ斎藤!

巌流島決戦


じゃなかった、馳浩対タイガー・ジェット・シン

https://www.bbm-japan.com/article/detail/35235


今や石川県知事の馳浩さん。


ってこれも違うよね。

宮本武蔵対佐々木小次郎だよね。



吉川英治が小説にして有名になりまして、なんとなく皆さんは宮本武蔵の強さだけが印象に残っているようですが、実際には武蔵がビビっていたとか、小次郎はすでに70歳を超える老人だったとか色々諸説あります。

更には実際には戦っていないとか、小次郎ではなく別の岩流(巌流ではなく岩流)の剣士だった等。

まぁ佐々木小次郎も今は意外と評価されているし、実際の所は分からないんだし、盛り上がれば良いんじゃないですかね。

佐々木小次郎の血縁の人たちはやや不満かもしれませんけど。


で、こちらは無人島なので再び船で唐戸へ。

そして関門渡船にて門司港へ。

ちなみに関門海峡を渡るには、泳ぐのは別として(今は原則不可能ですしね)、関門橋、新幹線関門トンネル、在来線関門トンネル、関門人道トンネル、関門渡し船の5パターンあります。

自分はこれで全てのパターンを制覇。





門司港駅に来たのは約1年ぶり。

よしっ、九州鉄道記念館行くぞと行ってみた。



はい!休館日でした〜。

そんなわけでお土産買いつつ小倉駅に。

小倉駅には銀河鉄道999の飾りが多数。松本零士さんが北九州市出身ですからね。

で、メーテルと鉄郎との記念撮影。




3ショットは難しいので分けて撮影。


このあと送迎バスで新門司港に。


阪九フェリーのせっつに乗船しました。





平日ということもあってかお客さんは少なめ。

自分が利用する寝台は上段にお客さんがいない状態だったので、一角を占有出来ました。




ちゃんとセキュリティボックス完備。

無事に出港。







そんなわけで夕飯。

阪九フェリーのレストランはカフェテリア形式。
なのでメニュー取りすぎると高い。

食後は風呂へ。
阪九フェリーは露天風呂があります。

同じ航路の名門大洋フェリーよりも食事はやや高くつくが、風呂はこちらが良い。

で、瀬戸内海なので陸地は近いけどケータイ電波はあまり届かない。
それでも何とかやらなければならなかった予約を時間通りに行えました。
その前後数分だけ電波が入りやすかったんですね。


あとは船内でダラダラ過ごし、お酒のんだりおやつ食べたりテレビ見たり。

でテキトーな時間に就寝。


翌朝はいつも通りに4:50には起きました。

予定通りなら5:50頃に明石海峡大橋を通ります。


で、待ち構えて明石海峡大橋をくぐりました。
















無事に7:10頃に六甲アイランド着岸。







バスでJR住吉駅にでてそこから新大阪に移動。




新大阪からはこだまエコノミープランだったのでのんびりと3時間以上かけて東京駅へ。
途中新幹線線路沿いにある会社を眺めながら、現実に戻されるなぁとやや寂しい思い。

と言うことで無事に夏の一人旅を終えました。
次の一人旅は年末年始旅ですね。
次もまた船旅予定です。