北京冬季五輪におけるスピードスケート陣の大活躍の直後に驚きの発表がありました。
スピードスケート界の実業団の名門『日本電産サンキョー』が3月末でスケート部の廃止に踏み切ったんです。
日本電産サンキョーのスケート部と言えば、前身の三協精機製作所が1957年(昭和32年)創部した実業団の名門!
かつて同社に在籍したスケート選手はそうそうたるメンバーばかり。
オリンピアンのメダリストだけでも・・・
宮部行範
清水宏保
長島圭一郎
加藤条治
高木菜那
(敬称略)
オリンピアンやワールドカップで活躍した選手は他にも・・・
大菅小百合
島崎京子
清水康弘
長屋真紀子
羽賀亮平
肥田隆行
吉井小百合
等々(敬称略)
と、懐かしい選手がズラリ❗
吉井小百合さんは、地元茅野市立泉野小学校~同東部中学校の出身。
きっと泉野小学校の校庭リンクから世界へ羽ばたいていったに違いない😅
ちなみに小平奈緒ちゃんは茅野市立北部中学校の出身。吉井さんのちょっと後輩。
スピードスケート界で多くの名選手を輩出した、地方の実業団チームと言えば他に富士急くらいではないですかね⁉️
では、何故いまスケート部の廃部に踏み切ったのでしょうか?
考えられる理由としては・・・
・近年スケート選手を目指す若者が減少した
・指導者が不足している
・結果、企業・実業団で凌ぎを削るという環境では無くなりつつある
・近年はナショナルチームでの選手強化のシステムが浸透しており・・・
高木美帆さんに代表されるように、海外から有力コーチを招聘し、専用施設で選手強化する方式が成功している。
・企業としては、4年に一度しか注目されない競技、運動部にお金を出しにくい。
ということなんでしょうね⁉️
それでも日本電産サンキョーの本社がある下諏訪町は日本のスケートの聖地です❗
さらに日本で初めてのスピードスケート競技会は1909年に行われた『諏訪湖一周スケート大会』。
そんなスケートの聖地『下諏訪』から名門スケート部が無くなる。
世の流れなのかも知れないけれど、日本のスピードスケート100年余の歴史は諏訪エリアから輩出した選手達や諏訪湖周辺の聖地があったればこそ❗
諏訪のスケートが注目される日が、また来ることを願ってやみません!
それにしても、今後のニッポンスピードスケート界、大丈夫か❓
おしまい
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