今さらだけど、堀島行真君の活躍で気がついたこと⁉️ | 道祖神の招きにあひて

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八ヶ岳山麓の山小舎(ヒュッテ)をベースにした、百名山登山、スキー、自転車・鉄道・巡礼の旅、秘湯、自然観察、DIYなどの趣味のブログです。

北京オリンピック、日本人のメダル第一号はモーグルの堀島行真君だった。


TV中継観ていて気がついたんだけど、日本人選手の名前のローマ字表記が変わっていた。


以前は欧米式の『名➡️姓』表記だったけど、今回は日本式の『姓➡️名』順の表記になっているんです。

えっ、いつからそうなったん?


昨日の堀島くん・・・

👇姓(大文字)➡️名(小文字)




前回の平昌の冬季オリンピックまでは・・・


👇名(Nao)➡️姓( KODAIRA)だったよね⁉️




ところが、昨年の『TOKYO2020』大会では既に日本式『姓➡️名』順にローマ字表記に改められていたんです😅

例えば、TOKYO2020の陸上
👇姓(TANAKA)➡️名(Nozomi)


~変更の経緯を調べてみました~

まず、平成12年の第22回『国語審議会』の答申で「日本人の姓名については、ローマ字表記においても『姓➡️名』の順とすることが望ましい」とされました。

その後、2019年・・・
👇このお二方が国際報道機関に働きかけていく意向を表明しました。


👇また、中国や韓国などはもともと『姓➡️名』順のローマ字表示だったんですね。

要するに、日本だけが知らぬうちに(黒船襲来以降)欧米に倣って『名➡️姓』表記とするのが慣習化し現在に至った訳のようなんです😅

オリンピック報道に先駆けて2020年1月1日から、国の公文書では名前のローマ字表記には『姓➡️名』順とすることを決定。

一般社会や企業などには強制を避け、それぞれの判断に委ねる方針としました。


その流れを受けて、TOKYO2020大会からは、アスリートのローマ字での名前表記を『姓➡️名』順とするようIOC(国際オリンピック委員会)に要請。


その結果、オリンピックの映像・音声放送を集約・独占して各国放送組織に配信するIOC傘下の『オリンピック放送サービス(OBS)が、日本人選手のローマ字名表記を日本語表記と同様、『姓➡️名』の順に変更することになった。


ということなんですね。


ローマ字表記が変更されるまでには『国語審議会』や河野太郎元外務大臣、それにIOCや『オリンピック放送サービス(OBS)』といった、巨大な組織が複雑に絡んでいたんです😅



おしまい



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