水系硬質ウレタン
今回は塗床材の『水系硬質ウレタン』についてです。
この材料、大きく分けると平滑工法と防滑工法があり、平滑工法は各種工場・倉庫などのドライ環境に、防滑工法は食品工場を中心とするウェット環境に多く採用されています。
今回は『防滑工法』について書きたいと思います。
この商品の特徴は様々ありますが、最大の特徴は次の3つです。
①:耐熱水性・・・120℃の熱水・蒸気洗浄に耐えます。
②:耐衝撃性・・・重量物が走行してもびくともしません。
③:環境性 ・・・水系の材料のため臭いも少なく環境に優しい材料です。
新築工事から改修工事まで対応可能な、今現在の塗床材の中では最も優れていると言っても過言では無い位、万能な商品です。しかし、良い所ばかりでは無く当然欠点もあります。それは施工が難しいという点です。この材料、とても硬く重い材質のため塗り拡げるのがとても大変です。従って慣れていない方が施工すると凸凹が激しかったり、美観性に優れていない床になってしまうケースが多い様です。そこで弊社では施工性・仕上がり性・効率性等を重視し、ボックススクリードを採用しています。施工風景はこんな感じです。↓
①:ボックススクリードにて材料を敷き均す。
ボックススクリードを使用することにより、素早く材料を均一に敷き均す事が出来る為、ムラの少ない仕上がりを実現できます。
また、硬化促進剤を使用する事により、塗り付け後およそ4時間後には歩行可能な為、夕方から下地処理を行い夜中の12時、1時頃に塗り付けが完了できれば翌朝には使用可能です。改修工事をお考えの方、是非ご連絡下さい!
コンクリートの仕上げ
今回は弊社の主要業務であります『コンクリートの仕上げ』についてです。
コンクリートの仕上げ方法にも使用目的や要求性能によって様々な仕上げ方法があります。大きく分けると『平滑仕上げ』と『防滑仕上げ』に分類されます。
『平滑仕上げ』にも様々な仕上げ方法があります。グレードの高い方から紹介すると下記の様になります。
①:鏡面仕上げ
最後まで機械鏝で入念に仕上げる方法です。コンクリート自体が磨かれ光沢の有るレベル精度の高い仕上げとなります。(ツルツルに仕上がるので塗床の下地には適しません。)
②:金鏝仕上げ
通常の仕上げ方法です。木鏝や円盤装着機械鏝にて下地の不陸を修正した後、金鏝にて仕上げる方法です。最近はフレスノという大きい仕上げ鏝もあります。
③:防水下押さえ
金鏝仕上げよりも肌やレベル精度が落ちる仕上げ方法です。アスファルト防水の下地として行われる仕上げなのでこの様な名称となっています。他にもタイル下地やセルフレベリング下地などにも使われます。(シート防水や塗膜防水には適しません。その場合は金鏝仕上げを行う必要があります。)
④:木鏝押さえ
タイル下地や石下地などに行われる仕上げ方法です。沈降クラックなどの初期クラックを消す目的があります。
『防滑仕上げ』
①:リング刷毛引き仕上げ
スロープなどで行われる仕上げ方法です。直径150㎜程度のゴム製のリングをコンクリートに埋め込み型を作り、尚且つ刷毛引き仕上げを行う事により防滑性を高めます。更に真空コンクリートとして真空処理を行う場合もあります。
②:刷毛引き仕上げ
刷毛やホウキにてコンクリート表面に筋模様を付けます。通常の防滑工法は殆どがこの工法です。
③:円盤仕上げ(木鏝仕上げ)
円盤(鉄板)装着の機械鏝にて仕上げる工法です。表面は骨材が表しとなり半円状の模様が付きます。木鏝にて仕上げる場合もあります。この工法はとてもレアですが、立体駐車場などでタイヤの摩擦音が気になる現場などにて使用されます。
コンクリートの仕上げ方法ですがざっとこんな感じです。これ以外にもカラクリート等の硬質床材を散布して着色したり、デザインクリート等で造形したり等々様々な仕上げ方法があります。
コンクリートはよく『生き物』と言われます。それはつまり扱いが難しいからでしょう。季節(温度)によって硬化速度が著しく変化したり、地域によって同じ配合でも性質違ったり、極端に言えばプラントによってもその性質は全く変わります。弊社は一年中コンクリートを扱っていますが、毎回その性質は違うので毎回が勉強です。季節(温度)によっての違いは理解できますが、プラントによって同じ配合なのに性質が全然違うと言う事実は如何な物かと思います。性質が違うと言う事は品質が違うと言う事に繋がるのでは・・・と考えるからです。







