旦那さんの弟が、私の寝不足や疲労を心配し、

泊まってくれて、私は2階のベットで寝かせてもらえた。

夜に、首の後ろがダルイから、

揉んだら痛いのでさすって。

と頼んでいた。

いつもは、肩や背中、腰、お尻を痛いので、揉んだりさすったりしてほしいと言っているのに、首をさすってほしいと言ってるのを見て、

脳出血の時も、前日の夜に私に首揉んで。

と言われて次の日嘔吐の連続で救急に行ったので、嫌な予感がしていた。


次の日の早朝5時半に、

慌てた感じで呼ばれて、急いでリビングの旦那さんの所にいくと、起き上がって座っている状態だけど、義弟に支えられないと座ってられない状態で、

色は黄色のドロっとしたものを、オエオエと連続で吐き出していた。

目も焦点も、右斜め上をグッと見る感じで、黒目は真ん中にはいなかった。

急いで、看護師さんにきてもらった。

血圧も低く、脈拍が150とかあるので、

かなり旦那さん本人がシンドイ状態だと言う。

ベットに寝かせて、喉につまらないように、顔だけ横に向かせて吐いたものが詰まらないようにした。

棒の先にスポンジがついたものをサンプルでもらい、

口の中に残った物を拭き取ってあげた。

一旦看護師さんは帰られて、

10時半頃、いつものベテラン看護師さんが来てくれた。熱も9度台だったので、

ドクターがすぐに解熱の点滴を持ってきてくれた。

手際よく、解熱の点滴を入れ、そのあと連続で脳圧を下げる点滴も入れてくれた。

熱が下がり出すと、大粒の汗を全身ダクダクにかいて下熱していた。

血圧が下がる副作用のある薬だったので、点滴が全部落ちたあとも1時間はベットを起こさないように指示された。


しばらくすると、脳の圧が下がったのか、

又目は真っ直ぐ前を向き、目を合わせたり、

頷いたり意思の疎通が出来るまで復活した。



急に違う展開をしたので、

焦ったけど、

このまま、全くやり取りが出来ないのかなと思ったけど、

また復活してくれて、嬉しかった。


1日一回の点滴だったので、次の日の朝に脳圧を下げる点滴を入れることを指示されて、

7時にアラームをセットした。