空気を読めずに「失敗した」と思うことはよくある。
変な時間帯に、変なテンションのメールを出したり
薄毛の方の前で「髪の毛多すぎて邪魔だ」って言ってしまったり。
今日もそんな感じ。
同じ過ちを何度繰り返しても、やっぱり変わらない。
変われない。
そんなどうしようも無さが、いつも心にあるからこそ
自分はずっとロックにしがみついているんじゃないかと
そう思うことがある。
優れたロックには
「空気を読もう」という姿勢は全くない。
むしろ空気を読もうとした瞬間に
ロックは存在意義を失う。
常にその場で、その空気の中で
異物であり続けるのがロックなんだと思う。
空気なんて読んでいられないほどの
アイデンティティーがあるからだ。
ロックは僕に勇気を与える。
ロックを聴いている間だけは、空気が読めなくても平気だ。
だからこそ、今夜もロックを聴いている。