北海道で今年初のフルマラソン、洞爺湖マラソン。
景観のすばらしさで、道外からのリピーターも多い大会である。
自分も昨年出たいと思ったのだが、この時期は北海道の小学校は運動会が重なる。
しかし、今年は体育館の耐震化対策工事が入るため運動会が秋になった。
そのおかげで、出場できることになったのである。
しかし、
朝、会場でのアナウンスにびっくり。
「コースの一部で崖崩れが発生したため、フルマラソンは20kmでゴールとする」
20kmということはハーフよりも短い。当然公認記録扱いとはならない。
つまりは、走りきっても「記録無し」ということ。
そのことに異議を唱えるランナーもいたが、「記録は10kmの公認となります」とのこと。
でもさ、
これって決定的におかしい。
だって、実際走ってる距離は20kmなんだもの。
最初の10kmなんて抑えてるんだから。タイムが良いわけがない。
そりゃ最初から「10km」にエントリーしている人が有利に決まってる。
と、どうにも釈然としない中スタートした。
一応20kmを1時間28分台でゴールという目標を設定し、なんとか走ることができた。
しかし、ゴール後の対応が良くなかった。バスを待つ人で会場はあふれ、待ちきれない人はスタート地点へ駆け出す。自分は比較的早く乗れたが、後からゴールした人たちは1時間以上待たされたと聞く。
しかも、バスの中は冷房でキンキンに冷えていた。汗が急激に冷える。
駐車場へのシャトルバスでは、降りるタイミングを明確にしないまま、自分が降りるべき場所をだいぶ過ぎたところで降ろされた。
と、大会そのものに対する印象もあまり良くないまま終わってしまった。
しかし、悔やまれる。貴重なフルマラソンなのに。
でも、応援していただいてありがとうございます。
北海道マラソンでは雪辱を!