夢だと思いたいしんどかった、今日という日が。 5日間たっぷり充電された子ども達のエネルギーは半端ではなかった。 欲望のままに突き進む。あらゆるものをなぎ倒していく。 まるで爆弾が落ちたか、空き巣にでも入られたかのように、教室は荒れる。 熱帯魚の水槽にはあらゆるものがぶち込まれる。 カーペットは鋏で切り刻まれる。 給食のパンに刺さったマジックペン。 全く持ってひどすぎる有様なのだが、向き合っていくしかないのだ。 結局戦うべきは、自分自身なのだ。