2007年、ダブリンで新しいアルバムのために行ったリハーサル・ショー。
「アクセラレイト」の為のリハーサルであるが、全39曲。
アルバムに収録された曲以外の選曲がすごい。
よく知られている曲は「Drive」くらいだろう。
初期のアルバムの曲が多く、個人的にはとてもうれしい。
大ブレイク後の彼らの楽曲も好きだが、初期のささくれだったテイストが影を潜めた感があったので。
「アクセラレイト」が初期の頃のエッジを取り戻した作品となったのは
このリハーサルでつかんだものが大きいのではないだろうか。
正直、演奏はやっぱり円熟しているというか、思ったよりはやや行儀が良い。
それでも初期の「実り」が未だ色褪せてはいないということを、立派に証明したアルバムだ。
もっともっと評価されても良いのではないだろうか。
映像を見たら分かるとおり、その場でアレンジなどを話し合いながら演奏していたらしい。
「Super natural,Super serious」は、ちなみにこの頃は「ディスガイスド」という曲名になっている。