ライジングサンのドキュメント本を買った。ライジングサンは地元であることはもちろん、初めて参加したロックフェスであり、今までで一番参加回数の多いロックフェスでもある。
97年にスタートしたフジロックから２年後に、本格的な邦楽のロックフェスが、なんと北海道で行われると知って、めちゃめちゃ鳥肌が立ったことは今でも覚えている。
本にはDVDが付いていて、「伝説」と言われている１回目（９９年）のドキュメント・ストーリーとなっている。ベンジーやチバ、UAなど当時参加したアーティストや関係者の証言、当時の様子などが４５分収録されているのだけど、これがなかなかおもしろい。
当時参加したアーティストは当然１０年前の姿なんだけど、自分たち自身がこういうフェスが誕生し、ステージに立ったことについて素直に喜び興奮している。みんな実にピュアな表情。RSRから全国各地で多くのフェスが開かれるようになり、今でこそ乱立気味であるが、それでも「やっぱりRSR」と思われているということは、とてもうれしい。今年度はRIJとのブッキング問題があったが、数多のアーティストがＲＳＲを選んだという事実は、RSRが参加する意義の深いフェスとして定着してきているということなんだろうな。