はいさい ちゃーがんじゅーね....
毎日たくさんの訪問 にふぇで~びる(ありがとう)
僕は、宮古島、石垣島、西表島、南大東島、渡嘉敷島.....
などに 友人がいます...
先日、宮古の人が沖縄へ来て(同じ県民ですが、離島の人が那覇へ行くことを沖縄へ行くと言います)
久しぶりに、居酒屋で盛り上がりました.
離島へ行って、素朴な人たちと触れ合うと そんなふうに錯覚するのでしょうか...
離島の人たちは、何も考えないで 気楽だなあ・・・、気楽でいいなあ・・・
と、癒されるのは 大きな間違いさ。。。
初めて、離島へ行き 確かに一見そう見えるでしょう...
のんびり暮らしているように見えるだろう...
でもね、離島の人たちにも当然、日常があり、生活があるわけさ。
島人も都会の人たち同様に、同じ悩みや、痛みがあるわけさ。
それなのに、見た目だけで『気軽でええなあ・・・』『気楽やなあ・・・』
と、思うのはダメだ。
サトウキビを刈ってる人も、牛を飼ってる人も、漁師さんも、本土の都会の人も
実際に、抱えてる悩みや、痛み、辛いこと、そうかわるものではないさ。
離島の島人も一生懸命 経済活動を真剣に、必死でやってるです。
のんびり、見えたとしても それは借金を背負い精一杯、一生懸命生きている人が多いんです。
☆ うちなーぐちに 『なんくるなるさ』 と言う言葉があります。
本土の人も、この言葉を最近知るようになってるようですね。。
これは 『なんとかなるよ』 という意味さーね。
しかし、この言葉を、沖縄へ来て、簡単に使わないで欲しい....
本土の人には解らない 深い意味があるのです。
うちなーんちゅが、お気軽に使っている言葉ではないんです。
うちなーんちゅが この言葉を使う時は、
悩んで、闘って、苦しんで、必死でチバリ、でも、どうにもならない...
最後の最後まで、悩み続けて 自分の心の中で 「なんくるなるさ」 と言うんです。
辛い、苦しい状況ではあるが、言葉だけでも明るく 生きていこうとしているんです。
これは深い、美しい意味があるんです。
これを、単純に勘違いしてしまうとさ、「なんとかなるわ」 と思ってしまうのさ。
離島の人も、みんな一生懸命生きている。
真剣に今を生きてます。
癒されに行くのはいいが、そこは、はき違えないようにして欲しい.....