ウチのオバァちゃんって
ちょっと変わってた。
オバァちゃんの薬学(?)も独特だった。
アナタの風邪は なにから始まる?
アタシは鼻から…
そんなアナタは白い萬金油(;^_^A
つまり
タイガーバーム
オバァちゃんはワタクシが風邪をひくと
タイガーバームとお湯をいれたカップを用意してくれた。
それをアゴ下に持ってくると
ツーン![]()
と鼻がとおって、喉の痛みも軽くなった。
鼻水、鼻づまり、息苦しさで眠れないワタクシの胸にも
タイガーバームは塗られ
その衝撃で
目を開けてはいられなかった。
そしてそのまま眠りにおちるのが常だった。
オバァちゃんはタイガーバームを服用(飲用)する知識も仕入れており
地元の人は飲む、といい
ワタクシにもそれを薦めた。
ワタクシは
さすが中国4千年の歴史
と思いながらも
自分の心の野生のカンってやつにしたがい飲用は避けた。
今思えば
オバァちゃんも中国4千年の歴史を目の前で見たかったのでは…?
と思う。
普段からタイガーバームは
虫に刺されては塗り、捻挫しては塗り…
いろんなところでワタクシの身近にあった。
なんて万能なくすり
でも、なんにでも効く薬なんてあるんかい??
とも思っていた。
漢字が読めるようになってからも
英語と中国語で書かれた効能書きを読み解くことはできず
ワタクシはタイガーバームで育った。
ある時、近所のドラックストア
日本製のタイガーバームを見つけてなんとなく効能書きを読んだ。
「筋肉の痛み… こり… 」
「外用のみに使用… 」
おい バァさんよ
タイガーバームっって筋肉の薬でないかいっっ
しかも
外用のみにしよう… あぁ、そうしよう…(*´Д`)=з
でも
朝起きれなくて
タイガーバームを目の下に塗られて目が開けれなくなったときは
本当に失明すると思ったよ。
オバァちゃん
ワタクシを大切にしてくれてありがとう
ワタクシもタイガーバームが似合う大人になりましたヘ(゚∀゚*)ノ


