気温が35度を超え、水温も30度を超えています。
弁慶堀ではバスがビックリするくらいシャローなところにいました。
水深30センチ以下だと思われる石垣の際にトップウォータープラグを投げ込んだ瞬間に、ガボッと来て、そのままボートに向かってきたので焦りました。
夏のトップウォーターは面白いですね。
今はほとんど埋め立てられ道路になってしまった皇居・外堀の貴重な生き残りがここ、弁慶堀です。弁慶橋東側の赤坂御門から紀尾井坂上の喰違見附まで続いています。

今の弁慶橋
こちらが今の弁慶橋。赤坂見附から紀尾井町方面に向いて撮影されたもの。橋を渡った左手にあるのが弁慶橋ボート場です。ボート場の奥はホテルニューオータニ。橋の右側は元・赤坂プリンスホテル。今はグランドプリンスホテル赤坂という名前に変わりました。都会のど真ん中と思えないほど緑の濃い一帯です。

昔の弁慶橋
こちらは昔の弁慶橋。戦前の人工着色写真だと思われます。橋を渡って右側は紀州徳川家のお屋敷、そして現在は上智大学となっているあたりが尾張徳川家、橋の左手は井伊家のお屋敷。各家の文字をとって、このあたりが「紀尾井町」と名付けられました。弁慶橋が架けられたのは1889年、そして戦後の1960年に現在のコンクリート製の橋に架け替えられたとのこと。

この弁慶橋ボート場にあるのが「弁慶橋フィッシングクラブ」です。皇居のお堀での釣りは禁止されていますが、唯一ここでのボートフィッシングだけが許可されています。(えさ釣り、岸釣りは禁止)

http://www.maidokun.com/benkei/