雨の日、バイクで濡れながら街にでました。


目的は、土壁職人たち展。



JPZ750の木とバイク

土壁って家の壁のことです。


今や絶滅寸前かと思われてますが、密かにかんばっています。

大学のえらい先生や、工務店、設計士などが分析して実験して復権を試みています。


その職人たちの仕事振りをイラストにした展覧。


土壁って、一言でいっても奥は深いです。


まずは、竹を紐で編みます。



JPZ750の木とバイク


そのとき使われる代表的なものとして、麻縄、棕櫚縄、藁縄などがあります。

昔の建売の家などは、ビニールひもだったりします。


竹を紐で編むことを小舞を掻くといいます。

竹は、丸い間渡竹と割った割り竹に分かれます。


それらを規則的に編みます。


その後、土をつけます。



JPZ750の木とバイク

荒壁右矢印裏返し右矢印大直し右矢印中塗り右矢印上塗り


と、なかなか手間かかります。


手間がかかるってことは、費用も時間もかかります。


早く、安い家に住みたいを追いかけている人には合いません。


昔はこれしかなかったんですがね。


だんだん職人も減っています。

いつしか出来なくなる日が来るんじゃないかと心配しています。


こういった伝統的な仕事残して行きたいですね。

もうすぐイベントがあるので、その準備で職人達と掛矢をつくりました。


柄の部分は、四角棒から、カンナを使って丸く削りだしました。


普段、デスクワークがメインなため、久しぶりにカンナを使って作業。


翌日筋肉痛。


頭はクヌギの木を柄は、栗の木から作りました。



JPZ750の木とバイク

ひとつひとつ手作りなので、頭の大きさが若干ちがいます。


既製品として売るわけでもないので、それも味かなと思います。




座卓が進んでいます。



JPZ750の木とバイク

足の太さや、どの位置につけるときれいに見えるか・・・・。


職人と思案。



もともと足のあったところは


JPZ750の木とバイク


埋木をしてもらいました。



JPZ750の木とバイク

裏なので見えないところですが。


見えない部分へのこだわり


このひと手間が、職人魂だと思います。


ちなみに、掘っている溝は、ここの溝に別の堅い木をいれます。


蟻桟(ありざん)といって天板の反り止めです。


無垢板だからこそ必要仕事です。



最近は、なんでも完成して売られています。


物ができる過程を見る機会が極端に減っていると思います。


何事も、結果も大事ですがそれ以上に経過が大事だと考えます。



経過を知ることよって、より一層愛着が湧くとおもいます。