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集中治療に入ると

若い男性のドクターが2人居て

旦那に股がり
心臓マッサージをしてました


私は
事態を把握出来ず


まるで
テレビドラマで観るような
その光景を

ただ
じっと見ているだけでした



もう一人のドクターと
何度も何度も交代して
心臓マッサージをしていました


看護師さんが
私の肩に手をあて
話しかけてきました

「・・奥さん、誰か呼びたい方は
いらっしゃいますか?」


私
「え?呼びたい人…ですか?」


そんな感じの返事を
したと、思います


続けて
看護師さんが話だします

「最期にご主人さんに
逢わせたい方・・
いらっしゃいませんか?」



はっと
我に返り

その瞬間

私
「子供たち!!
それから
旦那の両親も!!」


早く電話をかけなきゃ!
と
携帯を鞄から出そうとしたら

手が震えて
携帯が床に落ちました


落ちた携帯を拾いながら
看護師さんが

「奥さんは、ご主人さんの傍に
いてあげてください。
私が、自宅と御両親に連絡入れてきますね」


30分程して
子供たちが到着し

その5分後には
義両親が到着しました


義母が
旦那に抱きつき
泣き崩れます



ドクターが
心臓マッサージを止めても
いいかと聞いてきました


義母
「止めないで!!
止めたら、
この子が死んでしまう!!」


ドクターが
これ以上(心臓マッサージを)
続けてももう希望がないことを
告げました


「もう結構です。
ありがとうございました」

義父が静かに答えました



しばらくして

ドクターにより
「○月○日
○時○分…ご臨終です」と

旦那の死亡が伝えられました