今日は、こころの信号シール☆セルフモニター☆をご紹介します
セルフモニターは、数値で表したり、文字で表現したりすることもありますが、小学生でもわかりやすいように信号機を使うことにしました。
我が子がセルフモニターを使い始めたのは小学校1年生の時です。
その当時、学校生活で
『枠が明確でない音楽やグループ活動での行動が大きくなりすぎる』
という課題がありました。
普段からよく出ていた
大きな声で発言する、離席をする(両方とも注目引き)
という問題行動が、さらに大きくなってしまうのです
そのせいで、授業が成り立たなくなることもあり、早急な対応が必要になりました
そこで短期的な対応として
<行動の契約>をしました
具体的に、音楽の時間に“何はしていいのか”“何はしてはいけないのか”
約束を守れたら、どんな強化子(できる範囲でのごほうび)を設定するのかを、わが子と話し合いました
そしてもう一つ、長期的な改善策として
<セルフモニター>を取り入れました。それがこころの信号シールです
自分のこころの状態を自分自身でモニタリングします
当時は1年生だったので、まずは
①他者モニター
から始めました。
家で、子どもがイライラし始めたな、そわそわし始めたな、と思ったら、信号機を見せて「今のあなたは黄色信号です」と教えます。
パニックや癇癪はなるべく起こしてほしくありませんが、もしそうなってしまったときがあったら「赤信号になっちゃったね」と声掛けをします。
そして、調子のいい時は「青信号だね、調子がいいね、頑張ってるね」などと声掛けをし、子ども自身にモニターさせるのではなく、周りの大人が状態を教えてあげます
②決められた時間の自分の行動のモニター
しばらく他者モニターをした後、今度は自分自身でモニターをさせてみます
家にいて、親や介助者が常に見ていられる時間帯が望ましいです
青信号の状態、黄色信号の状態の時に、
「今は何色??」
と聞いてみましょう。
黄色信号だった場合は、赤信号になる前にどうすればいいかな?ということも話し合っておくといいでしょう
③学校の時間の行動モニター
家でできないことは学校でもまずできません。
家での行動モニターが完璧になったら、学校でも始めていきましょう。
担任の先生の協力があるとなおいいですね。
家でのモニターの方法を先生に共有して、学校で黄色信号になったらどうするか、赤信号になったらどうするか、を先生と話し合っておくと安心です。
筆箱や机に
こころの信号シール
を貼っておくと、セルフモニタリングしやすいです
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