「女々しい」は、主に男らしくない男を表する言葉になりますが、この「女々しい」の反対語は「男気」という言葉にでもなるのでしょうか。

 

私は男なので、同性である男性に対する評価は厳しくなるのですが、男気などもちろんなく、女々しい男が増えてきたな、という印象があります。

 

私が子供のころは、小学生や中学生であっても、弱音や妬みを言ったり、理不尽なことがあっても黙っているような男気のある子どもがいたものです。当然、人間ですから弱音も吐きたかったでしょうが、心のどこかに「女々しい男は恰好悪い」という思い、男は弱音を吐くものではない、恰好よく生きたいという理想を持っていたからだと思います。

 

男にとってこの「恰好よく生きたい」というのは、何も容姿や持ち物、表面的な言動ではなく、もっと奥の深い、自然に湧き出てくる男としての生き方だと思います。

 

それは男として、異性である女性からよく思われたい、軽蔑されたくないという思いから出てくる面も当然あります。

 

女々しい男=格好悪い男、と言い換えることができると思いますが、このような男が増えてきたのは、女々しい男を許している女性達にも原因があるのかと思います。

 

私もまだ発展途上の人間ですが、「女々しい男」と言われないよう、恰好の良い男になるよう気を引き締めて努力していきます。