サプリメントの購入体験記

サプリメントの購入体験記

様々な健康上のトラブルに対して購入したサプリメントの体験記です。

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ピクノジェノールとは、フランスのボルドー地方の海岸に生えている松(学名:PINUS PINASTER)の樹皮からの抽出物で、フランス海岸松樹皮抽出物=PINE BARK EXTRACTS (パインバークエキストラクト) が一般名です。

1966年にフランス・ボルドー大学のジャック・マスケリエ博士が、フランス海岸松の樹液にポリフェノールの一種であるOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)を発見したことがはじまりです。

その成分としては、OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)を主体とした約40種類の有機酸を含む生体フラボノイド複合体で、ピクノジェノールの活性酸素を除去する抗酸化作用は、ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍と言われ、世界最強の抗酸化物質と言われています。

「ピクノジェノール」はスイスのホーファー・リサーチ社の登録商標で、いわゆる商品名です。
類似品も何種類もあり、ホーファー・リサーチ社以外のものはフラバンジェノール(登録商標)や、OPC、パインバーク、オリゴピン、オリゴフラバン、プロアンセノルズなどという商品名で販売されているようです。

中でも、「プロアンセノルズ」という商品名のものはOPC(オリゴメリック プロアントシアニジン)
の発見者であるジャック・マスケリエ博士(ボルドー大学医学部名誉教授)と南フランスにあるベルケム研究所(Berkem Laboratories)が開発、米国のライフプラス社が販売している商品ですが、なぜか今ではピクノジェノールの方が有名になっています。

商業的な経過や事情はともかく、今では世界中で「ピクノジェノール」という名が有名なようです。

現在では、「ピクノジェノール」と言う商品名のものは、ホーファー・リサーチ社の原料を使用した製品のみで、購入時には他の多くのサプリメントのように製法や産地等の諸条件を考慮する必要が無いので品質の心配をする必要がありません。

【この記事は2011年現在のものです。】

ピクノジェノールの働き

OPC(オリゴメリック プロアントシアニジン)を主体とした約40種類の有機酸を含む生体フラボノイド複合体で、世界最強の抗酸化物質と言われています。

ガンや生活習慣病はもちろん、老化現象までが、体内に生じる活性酸素が細胞を傷つける事にによって引き起こされることは、今や常識になっています。
ピクノジェノールの活性酸素を除去する抗酸化作用は驚異的で、ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍と言われています。

最近は、抗酸化作用を謳った健康食品が多いようですが、ピクノジェノールの持つ鎮痛効果やADHD(注意欠陥多動性障害児)に対する効果などは、抗酸化作用だけでは説明がつかないようです。

たとえば、類似のOPC(オリゴメリック プロアントシアニジン)を含むブドウの種の抽出物(グレープシードエキス)には、鎮痛効果は無く、ピクノジェノールとは比較にならないようです。

また、ピクノジェノールの有効成分は、水溶性であることから体内への吸収が容易で、すばらしい効果を示す要因の一つでもあります。

「活性酸素が万病の元」だという説が正しければ、最強の抗酸化物質であるピクノジェノールが、万病の薬であると言っても過言ではないでしょう。

その主な効果には、以下のような内容があります。

【鎮痛作用】
平成10年11月開催の第1回日本代替医療学会では、五十肩、肩こり、椎間板ヘルニア、関節炎、腰痛等の症例に、ピクノジェノール 1日60㎎を使用し、80~90%という驚くべき有効率だったと報告されています。

(ただし、この報告とは別に必要量は症状の軽重や個人差もあり、1日何ミリグラムとは一概に言えないようです。1日当りの使用量は30から150ミリグラムと幅があります。)

 【注】:変形性膝関節症や関節リウマチ等の関節の症状には、キャッツクローやデビルズクローのほうがより効果的と思われる。

【子宮内膜症や生理痛】
 ピクノジェノールは子宮内膜の剥離などで起こる毛細血管の損傷の修復を行い、組織の損傷を修復することで、徐々に子宮内膜症の痛みを減らしてくれることが判っています。

ホルモンバランスの異常による生理痛では、ピクノジェノールの効果は発揮されませんが、子宮内膜症が原因の生理痛であれば、医学的な鎮痛効果が確認されています。

日本では、婦人科分野で、恵寿総合病院の小濱氏が精力的に研究(患者に対し1日60ミリグラム程度の投与) を続けておられ、平成13年12月に「月経困難症、子宮内膜症の治療薬」としての特許(ただし、医薬品ではありません)を取得しています。

【血栓予防】
心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓予防する作用が認められ、アメリカでは特許を取得しています。

【ADHD】
注意欠陥多動性障害(いわゆる、落ち着きのない子、多動児)への効果が、アメリカで認められ、特許を取得しています。

【糖尿病性網膜症】
フランスでは、医薬品として認められています。

【美肌効果
アメリカでは、飲む化粧品として注目を浴びています。

わたしたちの体を構成しているタンパク質で、もっとも多いのが全体の25~30%を占めるコラーゲンという弾力のある繊維状のタンパク質です。
特に皮膚は、このコラーゲンを主成分としています。
このコラーゲンの生成にはビタミンCが欠かせません。
 しかし、人間は体内でビタミンCを合成出来ないので、食物から得るビタミンCだけが頼りですが、ピクノジェノールは摂り入れたビタミンCを保護し、その効力を大きく増強し、コラーゲン生成に役立つのです。

そしてまた、ビタミンCを保護して強化するだけでなく、コラーゲンや、皮膚の結合組織の必須成分であるエラスチンに直接結合して、それらを再編成し、無傷の状態にしてしまうのです。

これは、できてしまったシワさえ取り去ることを意味しています。
そのほか、体内のエラスチン繊維を分解してしまう酵素の働きを、抑えることも証明されています。

さらにピクノジェノールは、日焼けによるシミやシワなど、紫外線の防止にも有効です。太陽光線は皮膚の50%を破壊する事が可能だと言われていますが、実験の結果、ピクノジェノールを与えられた皮膚は、15%しか破壊されませんでした。

【こむら返り】
ふくらはぎがけいれんして痛みを伴う比較的多い症状です。ピクノジェノールは非常に有効です。

【慢性疲労症候群】
慢性疲労症候群は、全身の倦怠感、微熱、関節痛、咽頭通、リンパ節の腫れ等、原因不明の重篤な疲労が6ヶ月以上の長期間に渡って続き、日常生活に支障をきたすほどになってしまう病気です。

Chronic Fatigue Syndromeという英語名からCFSとも呼ばれ、日本でも話題になっている病気です。
微熱や頭痛の症状から「風邪」と誤診されることもありますし、風邪と共通の症状が消えた後は「自律神経失調症」と誤診されることもあります。
原因は不明で治療方法もありません。ところが、ピクノジェノールが有効であるという報告がアメリカでは多く発表されています。

 また、大阪大学とスウェーデンのウプサラ大学の共同研究では、慢性疲労症候群の患者ではアシルカルニチンの血液内濃度が低下していることが判明したとの報告があります。
抗肥満作用を謳っているカルニチンが慢性疲労症候群にピクノジェノールとともに役立つ可能性があるかも知れません。


【花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患】                   
ピクノジェノールの主成分である「プロアントシアニジン」の効果だと言われていますが、それだけではないようです。
ピクノジェノールはアレルギーを抑制する抗ヒスタミン剤としての働きもするため、肌にアレルギー性の症状が現れた場合でも、その改善に期待が持てます。

【アルツハイマー病】
米国カリフォルニア州 ロマリンダ大学のベンジャミン・ロウ博士の研究チームの老齢マウスを使った実験結果で、ピクノジェノールが記憶力と学習能力を驚異的に向上させたそうです。

痴呆に多用されているイチョウ葉エキス(ギンコビロバ)を用いた実験ではピクノジェノールと同等の効果を得るのには10倍から20倍の量を必要としたとのこと。

ソーク研究所のデイブ・シュバート博士はピクノジェノールがβーアミロイド(アルツハイマー病の脳に沈着する蛋白の一種)に起因する酸化損傷を予防することと、脳内の活性酸素を増強させて脳細胞を死滅させる作用のあるグルタミン酸(有名な調味料です)の毒性から神経細胞を守る作用のあることを確認しています。

カリフォルニア大学バークレー校のレスター・パッカー博士は、分離した神経細胞を使いグルタミン酸が神経細胞に及ぼす毒性はピクノジェノールによってほぼ完全に消失することを追試確認しました。

【その他】
●眼精疲労
●糖尿病
●インフルエンザ
●ガンの予防
●白内障
●高血圧
●足のむくみ 静脈瘤
●高脂血症

【ピクノジェノール製品について】
過去30年間に渡る、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツ、イタリアなどの大学・研究者によって、ピクノジェノールの安全性は確認されています。
 ピクノジェノールは2003年5月、アメリカで食品としての安全性を証明するGRAS(GenerallyRecognizedAsSafe)の認定を受けています。


 

上の写真(画像)は、筆者が今までに購入したアメリカ製のピクノジェノールのサプリメントです。



 ピクノジェノールには、ごくまれに胃腸障害や発疹が見られることがあります。

サプリメントに副作用がないというのはまったくのうそで、もし副作用がないというのならそれは「何の効果も期待できない」ということと同義です。
日本にも先人たちが残した「毒にもならないものは薬にもならない」という諺があります。

ピクノジェノールは、アメリカではサプリメントとして数十社が製品化し販売を競っています。

もちろんこれらは、ホーファーリサーチ社の登録商標「ピクノジェノール」を原料としていますが、なかには、類似品いわゆる海岸松樹皮エキス 「PINEBARK EXTRACTS」を製品化したものもあるので混同しがちです。

ホーファーリサーチ社の原料を使用している製品には必ずロゴマークが付いています。

ピクノジェノールのサプリメントは日本製のものもありますが、概して低含有量で高価な製品が多いようです。

アメリカの製品はボトルなどは至って簡素ですが、高含有量、低価格なので人気があり、個人輸入(ネット通販)も簡単なので日本にもたくさんの愛用者がいるようです。

 【この記事は2011年現在のものです。】

 

アメリカ製サプリメントの口コミ情報【サプマックス】