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8月5日に公表された三菱食品(7451)の2015年3月期第1四半期決算について報告を行う。2015年3月期第1四半期決算は0.4%減収、44.8%営業減益、34.4%経常減益、42.0%純利減益となった。第1四半期の業績悪化はまさに消費税増税の仮需の感動という意味合いが大きい。食品スーパーに比較すると加工食品卸売業は買いだめしやすい加工食品が中心であるため、仮需の影響も大きく、その反動も大きいということである。 そこで、前年度の第4四半期と今第1四半期の合計値を計算してみると、2%増収、11%営業減益となる。これがほぼ現時点の加工食品卸売業の実態ではないかと思われる。営業利益が二けたの減益となっているのは、遠因として輸入原材料を通じたメーカーのコストアップがあり、加えて国内要因として、水道光熱費や人件費増による物流コストの上昇がある。このところ顕著なのが物流費の上昇である。アウトソーシング先である物流業者からの値上げ要請を少しずつ飲んでいる模様。また、契約形態として、物流業者が売上高に対する一定の料率方式から、車建て方式への変更を要請しているため、若干車建てに変更しつつある。車建ては固定費化するため、第1四半期のように売上高が減少する場合、業績へのマイナスが大きくなるが、売上が伸びればむしろプラスに働くことになる。加工食品卸売業はコストアップによる収益悪化は過去において、メーカーの値上げで乗り切ることが多かった。しかし、今回の場合、消費税増税もあったため、メーカーが量目変更による値上げ的な値上げを行ったことから、値上げによるメリットを享受できていない模様である。さて、加工食品卸売業は市場の理解度が低いため、極めて日和見な株価の変動が見られる。前年度の第4四半期が4.5%増収、23.3%営業増益となったことを受け、株価は翌日5%ほど上昇したが、今回は逆に5%ほど下落している。何もそこまで日和らなくてもいいようなものだが、あまりに単純な動きである。 ところで、当ブログでは加工食品卸売業がなぜ我が国においては隆盛を保ち、イオンに代表されるディスカウンターが厳しいのかという疑問に答えるため、「日本の問屋は永遠なり」という書籍を上梓している。興味のある方はこちらから詳細をご覧ください。http://cherry100.mods.jp/ra/s/495ブログでは、その他企業の決算速報や関連記事の紹介を行っています。興味のある方は下の株式関連記事目次をご覧ください。株式関連記事目次その他サービス業 ブログランキングへ【無料レポート差し上げます】レポートの詳細はこちらをご覧ください。→『儲かる株式投資「これだけ知っていれば鬼に金棒。みなし損益累積法」』「ヤオコー(8279)の強さの秘密」→「株価変動のメカニズムを知って、本当に株式投資で成功したい人のための教科書(38ページ)」→「NEXT(2120)の投資タイミング」→「ファンコミュニケーションズ(2461)の業績と株価の行方」→「躍進するプリマハム(2281)」 →「フォトクリエイト(6075)のビジネスモデル」 →「加工食品卸売業の業績見通しと投資判断」 →「柿安本店(2294)の和菓子ビジネスと株価の行方」 →「クスリのアオキ(3398)の業績動向と株価の行方」 →「投資タイミングに来た伊藤園優先株(25935)」 →「停滞期抜け出すサンマルクホールディングス(3395)」→「着実に成長軌道に乗るアリアケジャパン(2815)」→「躍進する外食企業フジオフードシステム(2752)」→「業績急回復局面の日特エンジニアリング(6145)」→「着実にエクセレントカンパニーの道を歩むニトリホールディングス(9843)」→「物語コーポレーション(3097)の当面の業績と株価動向」→「業績急回復の一六堂(3366)」→「サイバーエージェント(4751)の株価急落の背景と当面の業績、株価動向」【追伸:無料メルマガのご案内】このメルマガでは、そのときどきの注目銘柄を掲載しています。加えて、現役アナリストでなければわからないような、生の裏情報なども盛り込んでいます。また、このメルマガでは、アフィリエイトの入門的な解説も取り上げます。皆さんの中には何度か株式関係の無料メルマガを申し込んで失望された方も多いと思います。私も株式関係の無料メルマガをいくつか申し込んでみました。しかし、内容のあるものはほとんどなく、結局はそこから有料情報に誘導されるものばかりです。しかし、この無料メルマガは包み隠さず銘柄情報を提供します。申し込みは右サイドバーにあるメルマガ登録フォームにメールアドレスを入力するだけですのでとても簡単です。あなたも、無料メルマガに登録して本当のプロの投資情報に触れてみませんか。メルマガのバックナンバーが見たい場合は、こちら(バックナンバーリスト)。 卸売業を深く知るためのサイト ...