昨日のニュースで中国の有名な映画監督が一人っ子政策に
反したため一億三千万円にものぼる罰金が
かせられたというのがありました。



中国と言えば言わずとも知れた巨大人口大国で
その人口抑制と食料の確保のため一人っ子政策がとられていますが
(昨年の年末にはこの政策の緩和が決定されています。)


二人目以降を妊娠すると高額な罰金が科せられるため、
それを払えない場合
強制的に堕胎させられるんですね。

嬰児の性別が男か女かによって堕胎するかどうかも変わるといいますが、


なんでも統計によると1971年から2009年までに
実施された堕胎件数は三億件を超え、
今でも年間700万例ほどに上るとか。

それ以外にも避妊系の手術の件数も多く、
手術後の合併症に苦しむ女性も多いんだとか。


子どもを産み育てていくと言うのは苦労も多く、

家庭内でもそうなのだからそれが国家単位となれば
まして億を抱える国民がいてはある程度統制するのも
止む追えないのかもしれません。


そうしないと国自体の存続、
民族種の存続ができないかもしれないですから。



外野がいいの悪いの言えない事情もあると思います。



だけどね、


難民キャンプとかアフリカだとか、日本でも大家族だとか

子どもがたくさんいても皆きらきらした目してかわいいですよ

そんなところだけ映しているだけと言われるかもしれませんが



私は大勢いるから育つ心もあると、

少なくとも一人だけでは得られない心の発達がある
とおもいますね。



なんだか中国というと最近角々したところだけが言われますが


こういった皆一人っ子っていうのが大きな背景としてある
ように思えてなりません。


女性を大事にする国、子どもを大切にする国、


結局それが豊かな国の条件なのではないでしょうか。



貧しさの中でまず犠牲になるのはその部分でしょうから。










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