タイ大丈夫でしょうか?


私が訪れたたタイはとても優しくて、

人なつこっくて楽しいものでした。



アユタヤから船に乗って、何時間もかけ

バンコクへと南下したときの風景、今も忘れられません。



濁った川には人々の生活が隅々まで生きづいていて、


川のわきにどこまでも続く小屋には、

何気ない人々の日常が所狭しと広がっていました。


ちょっと泳ぐのは遠慮したいような川でも、

子どもたちはどんどんと飛び込んで


船からのぞく私たちにむかって、

飾らない素の笑顔を惜しげもなく見せてくれていました。




私たちの姿が見えなくなるまで手を振ってくれたあの彼らの笑顔、


迷惑そうに見つめていた若いお母さんの暗い顔、


今は押し寄せる洪水にのまれてしまったのでしょうか。



衛生的には決して良いとは言えないような川でも、


その地に住まう人にとってはそれが全てです。


税金の高い内部を逃れ、税金のかからない、

あるいは安い川べりに逃げてくる人々。


堤防などあった記憶がありませんが、

彼らの生活はどうなったのでしょう。


生活に困る人々が川の近辺に住んでいたはずです、

そんな方たち、どうなっているのでしょう。



粗末な家なんだからまたすぐに作り直せる、

そんなものではありません。



その地を根元から支えてきた人々、豊かな歴史、

たとえ泥水に一度飲まれようと、復興を遂げて欲しいですね。




アジアへ行くと女性の強さを感じます

男の人が外で遊んでいて、女の人が頑張って働いている姿、

よく見かけます。


以前行った先で、水害に会い、水牛も家も流されてしまったと言う少女が、


街で働いて生活を支えようと村を出、


ブローカーに売られて、


家族には内緒で悲しい仕事をしている話、聴きました。


そんな悲しい目に会う子、多くなっていないといいのですが…