僕らが戦わなきゃならないもの
ねえ、君たちは毎日何と戦っている?
僕はさ、小さい頃は戦わなきゃならないものがたくさんあった。
ピーマンだろ?トマトだろ?
母さんのお小言だろ?
それにテストや試験なんかもしょっちゅうだったからね。
だけどさ、大きくなった僕にはそれがないんだ。
トマトやピーマンだって食べられるし、
そもそも僕が自分でご飯を作るんだから、嫌いなものは買わない。
母さんとは離れて暮らしているから小言は言われないし、
試験なんかもない。
大人になった僕には、もう戦わなきゃならないものが
あまり見つからないんだ。
いいって思うかい?
それがダメなんだよ。
戦うものがなくなってしまった大人たちは、骨のない凧のように、
ふらふらとしてしまうんだ。
どこへ行けばいいのか分からず、
自分が凧であることも忘れてしまうんだ。
君たち子供のように、毎日誰かに新しい課題が与えられることは
苦しいことに違いない。
でも、君たちは課題が与えられるとともに、
それを与えた大人たちに守られている。
少し思い出してみてよ。
母さんや父さん、先生たちは次々と君たちに
難問を突き付けてくるだろ?
でも、何時も君たちを見守ってくれているはずだよ。
ね?
だけどさ、
大人になった僕たちには、課題を与えてくれる人なんていない。
全部自分で探さなきゃならないんだ。
それと同時に、見守ってくれる人たちもいなくなっちゃんだ。
骨のない凧、
どこへ飛んでいくかもわからない凧。
どこへ飛んでいっても気にかけてくれる人のいない凧。
大人になってしまった僕たちは、
いつもそんな気分でいるのさ。
だからさ、面倒臭がらずに、
課題を乗り越えてみてよ。
ねえ、君たちは毎日何と戦っている?
僕はさ、小さい頃は戦わなきゃならないものがたくさんあった。
ピーマンだろ?トマトだろ?
母さんのお小言だろ?
それにテストや試験なんかもしょっちゅうだったからね。
だけどさ、大きくなった僕にはそれがないんだ。
トマトやピーマンだって食べられるし、
そもそも僕が自分でご飯を作るんだから、嫌いなものは買わない。
母さんとは離れて暮らしているから小言は言われないし、
試験なんかもない。
大人になった僕には、もう戦わなきゃならないものが
あまり見つからないんだ。
いいって思うかい?
それがダメなんだよ。
戦うものがなくなってしまった大人たちは、骨のない凧のように、
ふらふらとしてしまうんだ。
どこへ行けばいいのか分からず、
自分が凧であることも忘れてしまうんだ。
君たち子供のように、毎日誰かに新しい課題が与えられることは
苦しいことに違いない。
でも、君たちは課題が与えられるとともに、
それを与えた大人たちに守られている。
少し思い出してみてよ。
母さんや父さん、先生たちは次々と君たちに
難問を突き付けてくるだろ?
でも、何時も君たちを見守ってくれているはずだよ。
ね?
だけどさ、
大人になった僕たちには、課題を与えてくれる人なんていない。
全部自分で探さなきゃならないんだ。
それと同時に、見守ってくれる人たちもいなくなっちゃんだ。
骨のない凧、
どこへ飛んでいくかもわからない凧。
どこへ飛んでいっても気にかけてくれる人のいない凧。
大人になってしまった僕たちは、
いつもそんな気分でいるのさ。
だからさ、面倒臭がらずに、
課題を乗り越えてみてよ。