私たちの
思い
細胞
カタチ


全ては
ゆらぎの中にいる


開いたり
閉じたり
眠ったり
目覚めたり


目覚めていることだけが
開いていることだけが
“いい自分”だと
思い込んだ。



明るい
話上手で
笑顔の可愛いあの子は
私よりずっと
価値のある存在なのだと
思い込んだように。



そこに分離感が生まれて
『私だって!』という
競争意識が生まれて



話ベタだから
勉強に励み
可愛くないから
可愛こぶりかたを学び



競争が続いた。



“悪い私”と“良い私”がいるのだと
思い込んで
調子が悪くなると
自分を責めた。



ただ揺らいでいるだけなのに。



片方だけで揺れている振子になろうとした。



それは際限のない
自分との闘い。



仕方ないんだ。
すべては揺らいでいるんだから。



宇宙はそのようにできているのに
自分だけが例外なろうと
みんな
一人で
もがいているんじゃないかな。



あるときは
夫を大好きだと感じ
あるときは
大嫌いだと感じても
それが普通だし



子どもにイライラして怒鳴っても
大好きだよ、ごめんね、と
泣いて抱きしめても
それが普通だよ。



辛いとき
寝たいなら寝ればいい。
話を聞いてくれる人がいるなら
素直に頼ればいい。
誰とも会いたくないなら引きこもって
会いたくなったら会えばいい。



その期間が
長かったり短かったり
振れ幅が
大きかったり小さかったり
そのどれも
自分だけの
命のリズム。



どれが
正しいってこともない。



あなたより
輝いて見えるあの人も
みんなそうしてるよ。




それが完全な姿だから。
それが宇宙だから。




いつも読んでくださるあなたに
感謝を込めておねがい