ここ数ヶ月

“抑圧”についてよく考えていたの。
 
“抑圧”って、分かりやすく言うと
やりたいことをやらせてもらえない
言いたいことを言えない
つまりは自分の欲求を何らかの理由で
表現できないようにおさえられることだよね。
 
病気も体の表現だから
むやみに薬で抑えたりするのも抑圧。
これはホメオパシーの本に書かれていたことだけど
私にはスッと腑に落ちた。
 
 
私は子供のときに抑圧が強かった。
 
様々な要因から
親に十分に甘えることができなくて…
安心感が得られにくかったこともあって
自分で自分を『いけない』と思い込んで
自分のやりたいことや言いたいことを
抑えることが当たり前になってた。
 
それに加えて
私は物心ついたころから
自慰行為をしていて
そのことを母に激しく咎められたことで
私のなかに罪悪感が根付いてしまったの。
 
それがずっと尾を引いて
二十歳前後に完全に私の車輪が回らなくなった。
再び回り出し
自分を表現できるようになるまで
果てしないエネルギーが必要だったの。
 
だからね、
私は子供に『これはダメ』とかは極力言いたくないと思っていて
そのためには『ダメ』って言わなくていい環境を
整えることが大事かなって思ってる。
 
例えば甘いお菓子は与えたことがないから
むやみに欲しがることもない、
だから『お菓子食べないでご飯食べなさい』とか言う必要は
しばらくはなさそう照れ
ま、これから先成長したらどーなるかは
分かりませんけどねアップ
まあそのときはそのときで考えよ…
 
話を戻すと
最近会った友人が子供が肌を痒がって掻くのを 
すごくとめていて
『かきたいのにかけないってすごく辛いなぐすん
それを止めてるのも苦しいだろうなぐすん
これこそ抑圧だよね…』って
感じる自分がいたの。
 
でもね
この前SHOKOさんのセッション中に
 
子供の頃に抑圧された経験も、
悪い経験じゃない。
悪いって思い込んだだけ。
それで良かったの。
親に甘えられなくて良かったんだよ。
いや、ホントは甘えられたほうがいいよ、もちろん。
でも、あなたはそれで良かったの。
それで得たものが必ずあるよね? 
“ない”の裏には必ず“ある”があるんだよ。 
何があるか分かる?』って
言われて
 
なんだろう…って
考えてもなかなかスッと出てこなくて
時間がたち…
 
SHOKOさんに
 
『“強さ”を得たんじゃないの?
そして沢山考えたからこそ
人の気持ちが分かる“優しさ”を得たんじゃないの?
 
って言われた瞬間に
 
あ、そうだったんだ…
 
ってすごい気付きと癒やしが起こったの。
その通りだ、と魂が叫んだんだ。
 
私は甘えられなくて、
傷つきやすくて
プライド高くて
本心を抑圧して罪悪感に苦しんで
 
でもそれで、良かった。
 
それがあったからこそ、
それを乗り越えるという経験ができた。
乗り越えるためにたくさん考え、 
あらゆることに挑戦し、
自分を生きることに真剣になれたのだから。
そして抑圧の原因となる
“恐れ”を手放すという選択ができたのだから。
 
それが分かってから
 
セッションを受ける前ほど
“抑圧”が気にならなくなったの。
 
そして、いつも子供の欲求を抑圧しているように見えた友人も
最近会ったら少し子供に対する態度が変わっていた。
 
“抑圧”に対する私の記憶を
見せてくれていただけなんだね。
 
私は私でよかった。
 
あなたはあなたでよかった。
 
ただリラックスして、安心して、表現することを選択していこう。
 
 
 
そんなことを思っています。