K-1のワールドマックス福岡大会が
21日、マリンメッセ福岡で開催されました
この大会の注目は、なんと言っても
今年限りで引退を表明した魔裟斗選手(30)と
次期K-1のエース、HIROYA選手(17)が対戦する
エキシビジョンマッチです
年内での引退を表明した魔裟斗が、彼が認める“後継者”こと
HIROYAとエキシビジョンで対戦した。
魔裟斗は自らの拳で、後継者の肉体に志を刻み込んだ。
試合では本気になって挑むHIROYAのパンチを
軽いフットワークでかわしたかと思うと
踏み込んでの強打など、高校生のHIROYAを攻め立てた。
魔裟斗選手(右)の右アッパーがHIROYA選手の顔面を捕らえる
試合終了後、HIROYAから花束を贈られた魔裟斗は
「けっこう打っちゃったけど大丈夫
格闘家は拳で会話するから。分かるよね」と笑顔で話した。
一方、魔裟斗に試合を終始余裕に展開されたHIROYAは
「ずっと余裕の表情だったのが悔しい。
今の頑張りじゃあK-1を背負うこともできないし
魔裟斗さんのような存在にもなれない。」と唇を噛む。
だがMAXの未来は、この17歳が背負うことになる。
「ずっと魔裟斗さん、魔裟斗さんって言っているのも
子どものままでダメ。自分が一番になれるように努力しないと。」
魔裟斗がその能力を認めたHIROYA。
HIROYAは魔裟斗の背中を追い求め、ずっと練習してきた。
だがこの瞬間、魔裟斗から“卒業”することになる。
K-1の将来は、この17歳にかかっている
それでは、また