今年もいつの間にか12月に入り
もう10日が経過してしまいました。
2008年も残り20日余りとなってしまいましたね。
今日は2008年、印象に残ったスポーツの試合を
振り返ってみたいと思います。
今日振り返るのは北京五輪での
野球日本代表、星野ジャパンのことです。
結果は4位メダルなしと惨敗に終わりましたが
その予兆は始まる前からありました。
北京五輪で惨敗だった野球日本代表
8月9日、星野監督率いる野球の日本代表は
東京ドームでセ・リーグ選抜チームと練習を行った。
しかし終わってみれば2-11の大敗
北京五輪に不安を残す船出となった試合だった
2番手から登板した川上が大誤算だった。
速球、変化球いずれも高く、セ・リーグ選抜の打者の打球は
次々と野手の間を抜けていく。
栗原、鳥谷にはフェンスを越される本塁打を浴び9失点。
急きょリリーフとなった田中も流れを止められず
この回11失点と試合をぶち壊した。
一方の打線は新井(阪神)の犠飛と
村田(横浜)のソロ本塁打で2点を奪ったが
散発4安打、タイムリーなしと淋しいものだった。
守備にもほころびが見える始末。
4回、先頭の平野の打球は平凡な二ゴロ。
しかし二塁手・西岡が一塁へ悪送球。これで川上が崩れた。
結局大差で敗れることとなり、この試合ではいいところはなかった。
星野監督は試合後、力強く宣言した。
「今日のようなぶざまな試合はしません」
しかし蓋を開けてみればアメリカ、キューバ、韓国に
一度も勝てることなく4位に甘んじた。
それには監督の選手起用、さらに掘り下げれば選手選考の問題。
監督と選手の信頼関係が損なわれる、お友達内閣と
様々な問題を露呈した。
2009年に始まる第2回WBC。
初代王者の日本は、ぶざまな戦いはできない。
北京での教訓を反省材料と出来るか、日本の真価が問われる。
それでは、また