今年もあっという間に夏休みヒマワリが終わってしまいましたしょぼん
僕は夏生まれ晴れの影響もあってか、暑い夏が大好きですラブラブ
さて、今年の夏休み中に公開した映画といえば
「崖の上のポニョ」が有名ですが、一方ハリウッドの映画は・・・汗
ハリウッド映画の不振は深刻ですドクロ



今年の夏休みヒマワリに公開した映画で一番大ヒットしたのが
ジブリの「崖の上のポニョ」
当初は「崖の上のポニョ」一人勝ち状態だったが
後半になってようやく「ハンコック」「20世紀少年」
の2作品が映画市場を盛り上げてくれた。


この夏に公開して興行収入30億円を突破した(しそうな)映画は6本。
「崖の上のポニョ」「花より男子」「ポケットモンスター」
「20世紀少年」
と邦画が4本なのに対して、
洋画は「インディ・ジョーンズ」「ハンコック」のわずか2本。
“邦高洋低”の夏になってしまった。


特に洋画、ハリウッド映画の不振は思ったよりも深刻。
ここでその理由を例を挙げて書いていきたいと思う。


例えば夏休み序盤で公開された「スピード・レーサー」
全米では不発に終わり、案の定日本でも不人気ダウンで早期で打ち切られた。
それなら話は分かるのだが、問題は次の場合。
「カンフー・パンダ」「セックス・アンド・ザ・シティ」
「ダークナイト」
のように全米で興行収入1億ドル突破
大ヒット作が日本では興業収入10億円台と低迷ダウンしてしまった映画が
あまりにも多いということだ。


さらにそれに追い打ちをかける事件が。
「ハリーポッター」の続編が、なんと公開延期になってしまったのだ。
当初は09年のお正月映画として待機していたが、
スタジオ側が「夏休みの方が、より利益が上がるから。」
という理由で09年の夏休みになってしまった。


ハリーポッター

公開が延期となった「ハリーポッターと謎のプリンス」


この拝金主義、ファンにはどう思うだろうか。
せっかく楽しみにしていたファンは、雷を差されたところだろう。


近年、ハリウッド作品にはリメイクや続編もの
さらにVFXを多様した高度でありながら単調な作品ばかりが多い。
逆にあまりお金をかけないインディース作品がヒットするという
皮肉な現象も起きている。
そして今回の「ハリポタ」のような製作側の拝金主義・・・


近年、低迷を続けるハリウッド映画
その根底はこのようなところにあると思う。
崖っぷちに追い込まれた、この感覚が作り手になければ
良い作品ができるはずもない。
1人のハリウッド映画ファンとして、そう思わずにはいられない。


それでは、また音譜