北京五輪で4位に終わってしまった野球の日本代表
今日24日、選手と首脳陣らが帰国し
星野仙一監督らが千葉県成田市内のホテルで記者会見を開きました。



今回の北京五輪を最後に、野球が五輪の正式競技から外れる
そこで星野監督は当初から金メダルを公言していた。
だが終わってみればメダルなしの4位
オールプロで構成されたチームとしては初のメダルなし
という屈辱
が待っていた。


「野球ファン、日本のスポーツファンの方々に申し訳ないです。」
星野監督は会見で深々と頭を下げた。
「初戦(キューバ戦)でストライクゾーンというものに
不信感
を持ってしまいました。故障者が続出してしまったことは、
ベストに持って行けなかった私の責任です。」
と敗因の責任を背負った。


だが今思えば人選に疑問視が残る。例えば投手がいい例。
先発要員が7人抑えが3人中継ぎ専門の投手が
星野ジャパンには1人もいなかった
ことだ。
大野投手コーチはこう話す。
「先発と抑えの割り当てを間違えてしまったというのはある。
リリーフ専門の投手がいればよかった。


そして川上成瀬など、普段は先発投手が不慣れな中継ぎに回り
3位決定戦ではついに川上が炎上した。
さらにエースのダルビッシュが不調になると
先発投手の間でも大混乱になったそうだ。


ストライクゾーンについても調整不足を露呈している。
7月に入って代表を発表。そこから突貫工事のごとく
調整をしたが、あまりにも遅すぎた。
そしてそのツケは調整不足となって現れてきたように思う。
選手に不調が重なったのも、偶然ではあるまい。


来年はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催される。
前回は優勝国の日本。
その名に恥じない戦いをしてほしいと思う。
今回の敗戦、悔しさを糧として頑張れるか。
日本の野球ファンを失望させないためにも、今度は頑張ってほしい。


それでは、また音譜