僕は喫煙者ではありませんが
最近はたばこに関連する興味深いニュースが多いです
たばこ自動販売機用の成人識別カード「タスポ」が
全国導入されて約1か月が経ちました。
導入のきっかけは、未成年者が
自動販売機でたばこを買えないようにすることですが
日本の全喫煙者のうち、タスポ普及率はわずか20%弱
このタスポ導入が、様々なところで波紋を広げています。
「タスポ」は未成年が自動販売機でたばこを買えないようにし
未成年者の喫煙防止が導入のねらいだ。
だが「タスポ」を持つためには
写真などの登録が必要となっており
面倒くさいという理由で持たない人も多い。
現在の時点でタスポの普及率は20%弱だという。
果たして「タスポ」の効果はあるのだろうか?
禁煙情報紙『禁煙ジャーナル』の渡辺編集長はこう語る。
「未成年者の喫煙を多少なら防げるかもしれないが
大人がカードを貸すこともできるし必ずしも決定打ではない。」
だが日本たばこ協会は
「3月に導入された宮崎県では、喫煙補導者数が減少した。」
として“タスポ効果”を強調している。
だがこのタスポ、思わぬところに波紋を広げている。
その理由は20%弱という普及率の低さだった。
とあるたばこ小売店。同店の店先に2台の自販機を設置してある。
タスポ導入前は計2台で1日あたり5万円の売上があったが
導入後は2000~5000円にまで減少。
店主は「このままでは生活できない。」と頭を抱える。
さらに「これを契機にたばこを止める。」という喫煙者も出るほど。
川崎市のある男性は
「禁煙の風潮が高まっているのでたばこを止めようと思った。
タスポ導入は禁煙のいいきっかけになる。」
と話しており、別の意味で禁煙効果を生んでいる。
JT(日本たばこ産業)にとっては頭が痛い問題だ。
禁煙の風潮が高まるのは良いことですが
たばこで生計を立てている人もいるのも事実です。
たばこ税の増税で近く1000円になると言われるたばこ。
そうすれば禁煙化は進む一方ですから
これらの人の救済も必要となってくるのではないでしょうか。
それでは、また